サラリーマンアングラー釣行記(その880)
山形県K沢 2021.6.28

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

梅雨の合間の晴れは貴重な日ですが、釣り人にも刺激を与えているので、河川選びが大変でした。
目指す河川には、先行者の車が駐車していて、移動を繰り返して山形・K沢に着いたのは午前11時過ぎでした。

早々にロッド・REALFLEX TRF-53にD-COAXをセットして入渓をしました。
D-COAXは重心移動のヘビーシンキングミノーですので、キャスト時の安定した姿での飛距離も魅力です。
それに、フラットサイドのボディーですので、ヒラ打ちでキラッとしたアピールが効果的なルアーです。

4.6gのウエイトですので、ロングキャストで攻め始めましたが反応が無く、撃沈モードが漂い始めました。
梅雨の合間の晴天は、日差しも強いので水分を補給しながら上流へ移動して攻め続けると、ようやく岩魚のファーストヒットがありました。

流れの中からのヒットでしたので、ロングキャストで偏光グラス越しに見える石、変化する流れのポイントを攻めるようにしました。
すると、この攻め方が正解でした。
コークスのカラーを換えながら続けていると、岩魚のヒットが続くようになりました。
ロッド・REALFLEX TRF-53ですので、ロングキャストからショートキャストまで思うように扱いが出来たのも、釣果に結びつきました。

暑さのため、吹き出る汗を拭いて休憩をしていると、木の枝が揺れているのに気づきました。
良く見ると、サルが木の実を食べながらこちらを見ていました。
気付くとサルもいなくなりましたが、何かホッとして気持ちにもゆとりが出ました。

そして、休憩後も岩魚が思うようにヒットすることが出来ました。
山の天気は変化が速く、夏空のような陽気から雨雲が出て来て、風も出てきました。
退渓地点を探しながら上流に移動し、大きなポイントだけを探って数匹の岩魚をヒットしたところで雨が降り始めました。
前回の釣行で雷雨の経験もありましたので、藪漕ぎをして退渓して終了としました。

今回も、REALFLEX TRF-53の良さ、D-コークスの素晴らしさを感じた釣行でした。

RodREALFLEX TRF-53
ReelD社
LinePE+5.0Lb
LureD-COAX