サラリーマンアングラー釣行記(その866)
福島県黒沢 2021.4.22

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

今年初の福島での渓流を楽しんできました。
今回は、黒沢です。

4月も中旬を過ぎて、温暖化のせいか夏日の日にもなったため出かけたのですが、峠を越す早朝は、-1℃の表示に驚きました。
そして林道を進むと、前方の山の斜面には残雪もあって、時期早々・不安を感じてのスタートしかありませんでした。

ロッドは、マジカルトラウトULフラッシュMT-S56ULM/3を使いました。
ルアーは、久しぶりに使う完璧なヘビーシンキングミノーのD-コンタクトを選びました。

残雪のある連動を歩き、入渓ポイントまで来たのですが、まだ気温が低く不安のままの入渓でした。
入渓時は冷たく感じた流れも、時間が経つにつれて冷たく感じなかったのですが、河原の残雪だけが寒さを感じさせました。
そして、日差しが射しこむポイントから、岩魚のファーストでした。

4.5g・50mmのD-コンタクトは、やはり最高でした。
アップで攻めることの多い渓流の釣り上がりに、飛ばせる能力とへの字型のアピール力にレンジキープ、慣性スライドは強い味方です。
元祖へビーシンキングミノーと言えるD-コンタクトに助けられ、ヒットが続くようになりました。

カラーを換えても同様にヒットが続き楽しい時間となりました。
トゥイッチとトゥィッチとの間の時間を意識してリトリーブをしたり、水深のあるポイントをユラユラと引いたりと、変化のあるリトリーブで攻める楽しさが出来ました。

それほど活性が髙かったわけでもなく残雪ある渓流でしたが、岩魚たちが沢山遊んでくれたのもD-コンタクトだったからです。
時間が経つにつれて気温が上がり、風も吹き始めて枯葉が川り流れに多くなり、ルアーにかかってくるのは枯葉ばかりとなり終了としました。
本格的な活性は、まだまだですが、十分に遊ぶことが出来たのはD-コンタクトのおかげでした。

RodMT-S56ULM/3
ReelD社
LinePE+4.0Lb
LureD-コンタクト