サラリーマンアングラー釣行記(その863)
栃木県湯ノ湖 2021.4.14

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

今回は、奥日光にある湯の湖で、資源調査に参加してきました。
資源調査ですので、釣った魚は検体ですのですべて検査委員に渡します。
検体になった魚は魚種に関係なく、DNA・放射能などを調べて解禁を迎えます。
釣る場所は、14区間に分けられて、くじ引きで場所を決めます。
そして、くじ引きで決められた場所でのみ調査をします。
釣り方は、餌釣り、フライ、ルアーなど自由な釣りがOKで、調査確保が目的になっています。
ボートからの釣りに限られ、調査時間は7時から10時までの3時間のみでコンプライアンスの厳守です。

開始前に説明を受けてくじ引きをして、当たったのは5番の場所でした。
手漕ぎボートで5番の場所に向かうのですが、雨が降っていたし久しぶりの手漕ぎは筋肉痛になりそうでした。

場所まで漕ぎアンカーを下ろしてタックルのセットです。
タックルは考えた結果、エリアと同様と考えて、ロッドは、エリアでも使いやすいFLBC-T61MLを選びました。
ルアーは、いろいろと考えた結果、AR-S トラウトモデルSHを選びました。
なぜエリアでも使用頻度が高くないスピナーを選んだかと言うと、ルアーをやる方のほとんどがスプーンかミノーでしたので、あえてスピナーにしました。

そしてスタートです。
しかし、冷たい雨もあって寒い状況で、まったく反応がありませんでした。
何度か調査には参加させてもらっていますが、こんなにも無反応なことは初めてで、エリアスプーンに換えようかと考えましたが、我慢して続けました。
風が吹き始めて湖面が波立ってきた時に、ようやくアタリがありました。
ボトム付近をスローリトリーブしている時にアタリがあり、ロッドまで魚震が伝わって来ました。
パワフルな引きに心配したのは、2.0Lbのリーダーラインです。
ちょっと時間をかけてやり取りをして、寄ってきたのは50㎝オーバーのレインボーでした。

すると、層も分かって繰り返しリトリーブをしていると、またまたヒットでした。
これもパワーがあって、レジーアのバットパワーをもってしても、なかなか寄って来ません。
これまた50㎝近いレインボートラウトで、一気にやる気モードが湧いてきました。

その後は、数匹のレギュラーサイズのレインボーを数匹ヒットして終了の10時になりました。

AR-Sは驚異の回転を見せるブレードが特徴ですが、やっぱり凄かった!!

Rodレジーア・FLBC-T61ML
ReelD社
Lineエステルライン+2.0Lb
LureAR-S トラウトモデルSH