湯村 武広

宮崎県在住。宮崎県を中心としたショア&オフショアゲームに精通するアングラー。

ブログ : CRAZY BEAT



- 初の中禅寺湖遠征 -


5月24日〜26日、栃木県の中禅寺湖に初めての遠征に出かけました。
目的は、以前から釣りたいと思っていたレイクトラウトです。

普段は、淡水のルアーでは似たような九州の山上湖でランドロックのヤマメの釣りはやっています。
もちろん、本流域や渓流のヤマメも好きな釣りなのですが、ダムやレイクの止水域の釣りはここ10年くらいの間にかなり嵌った釣りのひとつでその延長線上にいつかは中禅寺湖に・・・という思いはかなり前からありました。

現実に遠征をしよう、と決断したのは実は去年のこと。毎年通っているダムでランドロック初の50cmオーバーを釣ってからです。
もっと大きなサイズを釣ってみたい・・・という欲求は抑えられませんでした(笑)


スケジールとしては24日早朝に飛行機で宮崎から羽田で東京入り。あとは東北新幹線で栃木の宇都宮へ。
そこからダムまでは同じくスミスフィールドスタッフであり中禅寺湖のエキスパートアングラー吉川さんの車に同乗させて頂きました。(吉川さんにはガイドも務めていただきました)

その日は観光地など案内して頂きながら午後4時にはポイント到着。あいにくの雨模様でしたが釣りに支障はない程度。寒さも想像していたほどでもなく吉川氏のガイドとアドバイスを聞きながら釣りに没頭しました。

釣りの終了時間でもあるPM7:00までやり切るもノーバイト。
その日は、吉川氏と別れホテルへ。
なんとか夕方1本獲って翌日は楽に釣りをしたいと思いましたが、そう甘くはありません。


翌日、朝1:30にホテルを出て3:00に遊漁券購入。スタートフィッシングは4:00から。
4:00前には吉川氏お勧めの激アツポイントに陣取りスタート時間を待ちます。
この朝マズメの時間帯を逃すと今回の遠征テーマであるミノーイングで釣るということがかなり厳しくなるとのこと。
しかも、夕マズメもチャンスなのだけど昨日のノーバイト、ベイトであるワカサギが少なかったことも考えると朝のチャンスを逃すとキツイ。

更に、吉川氏は僕に釣らせたいが故のプレッシャーで胃痛(笑)
僕自身のプレッシャーは・・・これがまたそれほどないのです(笑)(笑)
もともと楽観主義なので・・・。




ここでタックルの紹介を。
ロッドはミノーイングメインと考えていたのでTLB-73DT。ルアーはパニッシュ85mmとチェリーブラッドSR90。


この時は、吉川氏の勧めでパニッシュ85mmSPをセットしていました。
釣り開始から30分後、ロッドを軽く煽って止めた直後に手元にヌッと重くなるようなバイト。アワセを入れ無事にフッキング。走り回ることはありませんでしたが重い。一瞬魚が見えた感じでは大きい。距離を徐々に詰めて自分より5mほど先に寄せた時、無情にもロッドに加わるテンションは消えました。無念のバラシです。

これで僕の遠征は終わった・・・というかこういう場合の多くが終わるケースって多いですよね。
しかし、自分の気持ちだけは何故かテンションが落ちることはありません。


キャストを続けていると約20分後、2度の軽いジャークを入れた後のステイに再びバイト。
先ほどのバラシほどの重みは感じませんでしたが、今度は慎重に寄せて無事ランディング成功。
この瞬間なんとも言えない高揚感と幸福感に包まれました。
ガイドの吉川氏とがっちり握手を交わして喜びを分かちあいました。

初めてのレイクトラウトのサイズは57cm。60cm超えを目標としていてそれには及びませんでしたが、とても満足ある価値ある記念の1匹となりました。


その後は昼まで続けるもミスバイトが1回あっただけ。
昼過ぎにはストップフィッシングとしました。


今回、僕の中禅寺湖挑戦でガイドを快く引き受けて頂いた吉川さん、遠征前にタックルなどのアドバイスを頂いたおなじくフィールドスタッフの江島さん、その他にも中禅寺湖で出会ったエキスパートアングラーの皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます。

再度釣りたい魚、レイクトラウト。再度行きたい場所、中禅寺湖。
またいつか訪れることになりそうです。


■使用タックル

ロッド TLB-73DT
ルアー パニッシュ85SP(ヒットルアー)チェリーブラッドSR90LL70SCB90DRIFT
ライン 山豊テグス PEストロング8 0.8号
リーダー 山豊テグス 耐摩耗ショックリーダー12lb
ウェア他 リトルプレゼンツ SP2 AQ ZIPウェーダー
           ミッドストリームWDシューズ
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