今回使用したルアーはメタルミノー(仮称プロト)。私はこのルアーをボートからではなく岸からのキャスティングで使用していますが、水深10mを超える深い層をバーチカル(縦方向)に探る機会が多い事から、足元から急激に落ち込むような急深のカケアガリを控えた地形を中心に探るようにしています。ですが傾斜の緩いカケアガリが続く地形(遠浅の地形も含む)さらに、目視出来る最初のブレイクがロッド2本分よりも先にあるような地形では、根掛かりやタカ切れ回避のため探らないようにしています。
次に探り方ですが、湖底まで一旦沈めたルアーをロッドを使ってトントントンとリズミカルにシャクリ上げて行くというもので、恐らくソルトジギングなどではお馴染みの誘い方だと思います(私はソルトジギングの経験はありません)。そしてこれは当たり前ですが、スプーンやミノーなどと同様、この釣りに於いてもルアーをいかに魅力的に躍らせられるかが釣果を大きく左右します。私はいつも釣り開始の前、足元でルアーをシャクってやり、ウグイや鱒稚魚などが興味を示し追いかけてくる様であれば、とりあえずは上手く?シャクレているなと判断しています。ジギングというある意味特殊な釣り方、ロッドの硬さやアクションなど、ルアーを綺麗に躍らせるのに向き不向きなロッドがあるという事を強く実感しています。今のところ私の中では(実績として)TLB-83DT(ラグレスボロン)とPEラインとの相性が良いと感じております。
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