櫻井 あゆみ

トラウトフィッシングを始め、アウトドア全般を嗜好。


《 よそ見で殺気を消すのが勝因です 》


こんにちはアウトドア人間の櫻井です。

現在京都に住んでいる私。これで、もう東の方には足が向かないのかな〜。なんて思っていたのですが、とんでもなかった!! 「信州サーモン食べに行こうよ〜で、管理釣り場で釣りしよう〜」という誘いの言葉に、即決で「うん!」と返事。
そしてやってきたのは長野県安曇野にある『ハーブの里フィッシングエリア』。実はここ以前記事にしたことがある釣り場なのですが、北アルプスを望める景観の良さと、水の綺麗さに惹かれて、再び来場です!


この日は12月だと言うのに、どピーカンで青空が広がるせいなのか。風もなくポカポカと春の日差しのよう。こういう日は人間にとって気持ちがいいのですが、魚釣りにはね少し不向き。せめて風が吹いて水面に軽く波が立っていると嬉しいのですが…。

ま、でも前回釣ってるし、同じようにやれば釣れるだろう!と高を括ったのが間違いだったのか、一向に当たらない。たまになんとなく感触はあるのですが、よく見ると群れている魚に当たっているだけ!ただ単に接触事故です。これはマズイ…、視界が良すぎるのか、擦れているのか全然興味を示しません。


前回好反応だったパニッシュにも無関心。魚が小さくなってしまったからなのか、ペレットタイプの様な小さなスプーンには反応するようですが、それではなかなか大物は釣れません。やはり、大物を釣りたいので、大きめのスプーンやミノーで粘ります。エリアを端から30pづつ探っていきます。

底をゆっくりのスピードで引いてくると、コツンと当たりが。同じところを再び泳がすと、いきなりドン!と手元に強い当たりが!ねちっこいやり取りを終えてランディングしてみると40cmのブラウントラウトでした。


そのあとすぐに2匹目を狙いますが、早くもスレてしまったのか反応がありません。それでも諦めず、場所移動やルアー交換などを繰り返しますが、これといった物に出会えません。


そうこうしている間に、日が真上を通り越して傾き始めるとボコンと大きな音のライズが聞こえるように。どうやら、一匹の大物が動き出したようです。もう、これしかない!とフローティングルアーの『亀主・爆(カメヌシ・バク)』を取り出してキャスト!自信を持って送り出したものの、反応がありません。

「はぁ〜、やっぱりもうダメですかね〜」なんてよそ見をしながら話していた、その時!ボコンッと大きな音が!とっさに合わせを入れると手元にはしっかりと重みが、一匹目より大きい!!「えーなんだよーそれー、事故だよー。」「殺気が消えたんだな。」etc.と同行者のイヤミを尻目に重くて強い引きを楽しみます。

あげてみると、45pのブラウントラウトの雄。顎がしゃくれて良い顔つきになっています。もー、これで大満足で終了です。


帰りに信州サーモンを買っていたら、ここではウナギも卸しているとの情報を入手。晩御飯はそのウナギを食べて、お土産には信州サーモン。脂がのった冬のウナギも信州サーモンも美味しすぎです。

いや〜安曇野、おそるべし!!これ、また来ちゃうんだろうなぁ。次はフライフィッシングのドライで楽しむのもいいですね。さーてと、次はどこに出かけようかな!!


■釣り場

ハーブの里フィッシングエリア


■使用タックル

ロッド IBXX-72MT
リール DAIWA クレスト2000
ライン 山豊テグス ファメルトラウト4lb
ルアー D-コンタクト、 亀主・爆



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