サラリーマンアングラー釣行記

その545 

栃木県東荒川

荒井 秀文

2015.3.2



今回は、東荒川に行ってきました。

放流がきっちりとされ、里川、小渓流として楽しむことが出来る河川で、田植えが始まるころまでが面白い河川です。 特に解禁当初は放流物と遊べる川なので、入れ替わり立ち代わり竿が出ています。 それだけに、時間が経つと、渓魚も賢くなり、難しい釣りになります。

今回は、午後からの釣行でしたので、当然午前中釣人に攻められていて厳しくなるのは予想していました。

下流から上流に車を走らせても、入渓ポイントにはすべて車があり、午後からでは無理なのかも? と思い、ダメもとでいつも攻めるポイントに行くと、車が帰ろうとしていました。 やるしかないでしょ! という事で釣支度をして川を見ると、前日の雪・雨の影響で増水・濁りも、ちょっぴり不安でした。

ロッドは発売されたばかりの3ピースロッド「マジカルトラウト ULフラッシュ」MT-S56ULM/3です。

このロッドのブランクには、復元力の高いカーボングラファイトが内・外に巻かれているので、手首の返しで狙ったポイントに鋭く正確にキャストできるのが特徴で、その性能を試すことも、今回の釣行の目的の一つでした。

ルアーは、いろいろと迷ったのですが、春先の実績が高いAR-Sを使ってスタートしました。


最初は、障害物もないポイントでキャストをしました。反応なく次のポイントに移動です。

キャストも課題でしたので、あえて枝が邪魔しているポイントにキャスト。 これが見事にポイントに入り、ビックリしました。ドリフトと言ってよいほどのリトリーブをすると、小さな振動がロッドに伝わってきました。

アタリ? 疑問を持ちながらロッドを立てると、ヤマメのヒットでした。 小さなヤマメですが、ファーストヒットでした。やはり、他人が攻めないポイントには残りものがいました。



続いても枝が水面近くに垂れ下がった流れに、あえて狙ってみました。

再度からリリースポイントだけを気にしながらキャストをしました。驚いたことに、またまた思った所に着水しました。しかし、反応はなく、2匹目のどじょうとはいきませんでした。

なぜか、釣るということより、キャストの楽しさに気持ちが動いていました。


その後、上流に移動しながら難しいポイントを見つけ、キャストを続けました。 そして、数匹のヤマメをヒットしましたが、満足するサイズではなく、どちらかと言えば正確にキャストが出来た満足でした。

さらに上流に釣人がいたので終了としました。






正確なキャストが出来るということは、釣果にも結び付きます。そんなストレスが少ないMT-S56ULM/3にはビックリしました。


使用タックル

ロッド MT-S56ULM/3
リール D社
ライン PE+2.5Lb
ルアー  AR-S



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