セカンドキャストもやや遠投気味にダウンストリームキャスト。流芯をほんの少し外し気味に心地よいルアーの動きのテンションが伝わるていどのリトリーブに、今度は水中の馬の背頂点でヒット。カケアガリから一気に食いにきたか。菜種梅雨気味の天候も幸いしたか、そんなことがこの日は2時間ほどで40尾も続いた。
背ビレの先端を三角に黒く染めたサクラマスの幼魚のような魚体。背中の胡麻塩状の黒点の全く無い個体。少ない個体。多い個体。パーマークのない擬似銀化。普通にパーマークヤマメと、ここのヤマメの千差万別の個体差には驚いた。群馬県の制限尾数は20尾だが、釣っては写真を撮ってリリースを機械的に忙しく繰り返した。ファイトだけは充分堪能させてもらった。
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