サラリーマンアングラー釣行記

その534 

栃木県東古屋湖

荒井 秀文

2014.11.19



今回は、東古屋湖に行ってきました。

大会の後という事もあって、大会の残り鱒を狙うアングラーが多くいました。 わずかな時間でしたがボートからと陸からも狙ってみました。


東古屋湖ですのでタックルもそれなりにっと思ったのですが、ボートからですのであえてエリア用のFLNE-60で、抜群の飛距離が出るボトムトレーサーを使いました。

水深のあるダム湖ですので、ボトムトレーサーで底の釣りではなく、トラウトのいる層をスローでリトリーブしてもバイブレーションで泳ぎアピールして、ヒットさせることを脳裏に描き使いました。

繊細な釣のロッド・FLNE-60でバイブレーションの動きをとるのは柔らかすぎるのかもしれませんが、スローなリトリーブでバイブレーションの振動を明確にひろい、小さなアタリを逃さない作戦で、あえて使ってみました。

もちろん、ボートからのキャストだからこそ出来たのかもしれません。


ボトムトレーサーは、3つのラインホールがあるで、トラウトの活性によってバイブレーションの強弱を作ることが出来るので便利です。 最初に、バイブレーションの弱い、ヘッド側のフォールを使って狙ってみましたが、まったく反応がなく、今回の作戦に不安を感じました。

信念を持って続けることで結果が出ると思い、ボトムトレーサーのテール側を使ってバイブレーションを強くして、尚且つリフト&フォールをリトリーブに入れるようしました。

すると、ファーストヒットでしたが、小さなサイズのニジマスでした。 ロッドティップがバイブレーションの動きをハッキリとあらわし、アタリもロッドティップにキレイに表れてのヒットでした。

もう一度同じようにロッドティップを見ながらリトリーブをすると、まさしく脳裏に描いていた通りの動きで2匹目をヒットしました。

サイズアップしたニジマスでしたが、FLNE-60でしたので安心してやり取りが出来ました。


同じようにして数匹のニジマスをヒットしましたが、東古屋湖と言えばビックトラウトですので満足することが出来ません。



あいにく、ボトムトレーサーは2個しか持っていないので、別のルアーに交換しようとする気持ちと戦いながら、カラーを交互に使いながらキャストを続けました。

数投目に、ロッドティップを見ながら小さなリフトを入れると、ロッドティップが大きく曲がり合わせると、かなりのパワーです。

ちょっと心配なのはPEラインとリーダーとの結び目だけですが、リールのドラグ調整をしながらやり取りをして、ようやくネットイン。 まだまだ大物はいますが、満足できるサイズのトラウトのヒットでした。



その後も数匹のトラウトと遊ぶ事が出来ましたが、今回は、2個だけのボトムトレーサーのみで結果が出せたことに満足でした。




これからは気温も下がり、ボトムの季節になってきますので、ボトムトレーサーは強い味方何になると確信する釣行でした。


使用タックル

ロッド FLNE-60
リール D社
ライン ラインPE+フロロ2.5Lb
ルアー  ボトムトレーサー



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