サラリーマンアングラー釣行記

その457 

栃木県矢沢

荒井 秀文

2013.6.19



今回は栃木・矢沢に行ってきました。

那須の奥地は、捕獲された熊の放獣地域ですが、それだけに自然豊かな地でもあり、天然の渓流魚もいる地域です。したがって、入渓の際は十分に注意をしなければなりません。熊鈴はもちろん、爆竹なども必要ですし、食べかす・ゴミなども注意しなければなりません。

今回は、あいにくの梅雨空・小雨模様でレインギアを着て釣りとなってしまったため、周囲をより以上に注意しての釣りでした。


ロッド・IBXX-50MTとDコンパクトを持ち、車止めから30分ぐらい歩き入渓しました。

爆竹を鳴らし周囲を確認してキャスト開始です。しかし、まったく反応がない状況で、30分が過ぎました。やっと、小さな溜まりにイワナが泳いでいるのを確認し、狙ってみました。

しゃがんだままキャストをして、ロッドを立てて、ちょんちょんとアクションを加えながらリールを巻くと、なんのためらいもなくDコンパクトを咥えてヒットでした。

そして、感動もないままに次のポイントに行きました。



レインギアに当たる雨粒の音にも敏感なくらい、釣りに集中出来ていませんでした。単にキャストをして、トゥイッチを入れながらリトリーブの繰り返し・・・・・

それでも、イワナがヒットしてくれました。サイズアップしたイワナを見て緊張が解けていくのが分かりました。


次のポイントでは狙い通りのキャストが出来て、スローなリトリーブでイワナをヒットすることが出来ました。やや黒っぽいイワナでしたが綺麗でした。


堰堤まで来ました。堰堤に向かってキャストをすると、Dコンパクトが堰堤のコンクリートにぶつかり、そのまま着水。素早くリールを巻きたるんだライン巻き取り、リトリーブをすると、すぐにアタリがありました。やっぱりDコンパクトです。

堰堤などの浮き上がる流れも関係なく引くことができてヒットでした。


堰堤では数匹釣れる場合がありますので、リリースをして再度キャストをしました。

堰堤の上から落ちてくる流れは強く、それを横切るようにトレースをすると、またまたヒットです。マイナスイオンを浴びながらのヒットにストレスはありませんでした。


雨足が強くなってきましたが堰堤の上流だけ狙ってみました。複雑な流れですが、以前良型のイワナを釣ったことがあるポイントです。

しゃがんでキャストをして、リトリーブ・・・・・・簡単にヒットです。しかし、以前釣り上げたイワナのサイズには、到底及びませんでした。

さらに上流に行き、数匹のイワナをヒットさせましたが、雨と嫌な雰囲気に負けて、撤収を余儀なくされました。




今回は、釣りに集中することが少ない中でも釣れたのは、Dコンパクトの威力が大きく、持つべきは良いルアーということでした。


使用タックル

ロッド IBXX-50MT
リール カーディナル33
ライン 4Lb
ルアー Dコンパクト


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