サラリーマンアングラー釣行記

その451 

栃木県大川

荒井 秀文

2013.5.22



今回は、那珂川の源流部・大川に行ってきました。

人気河川ですので先行者の車が5台止まっていました。のんびり釣行のつもりでしたので、川を覗きながら林道をひたすら歩きました。

伏流水の河川ですので、上流部は流れていない所があります。そして、さらに上流に行くと流れがあり、そのポイントまで歩きました。


そこまで歩くと、びっしょり汗をかいたので、タックルをセットしながら小休止。
それからスタートです。今回は、IBXX-50MTに絶対の信頼があるDインサイトです。


水量も少なく魚影を見ることもなく、時間が過ぎました。

やっと定位している岩魚を発見しました。しゃがんでキャストをしました。すると、ルアーに反応はしたものの、岩陰に隠れてしまいました。

さらに上流に行くと、魚が走るのが分かりました。慎重に河原を歩き、次のポイントへキャストをしました。

流れを利用してドリフト・・・・・そして、トゥイッチを入れたところでコッ!とアタリがあり、ファーストヒットです。

小さいながら綺麗な岩魚でした。


すぐ上のポイントでは、浅い瀬尻から岩魚がヒットでした。
そして、ポイントごとに魚影が確認できるようになって、活性の高さを感じました。

源流帯ではポイントも狭く、トレースする距離も短いことが多いと思います。大川も同じで、ルアーをどれだけ長い時間見せられるかが釣果のカギを握ります。




次のポイントでは小さなライズがありました。しゃがんでキャストをし、ロッドを立ててリトリーブをしていると、ゴッとアタリが・・・そして、な〜んか引きが違う?

足元まで来ると、ヤマメでした。
昨年も岩魚よりも上流でヤマメをヒットさせましたが、今回も岩魚よりも上流でヤマメをヒットすることが出来ました。

さらに上流でも、小ぶりですがヤマメをヒットし、山岳渓流でのヤマメに感動をしました。

しかし、その後は岩魚ばかりのヒットでした。



上流に行くにつれ霧がかかってきました・・・・というより、雲の中かもしれません。
すると、山肌を登る物体が目に入りました。それは、熊でした。新しい熊鈴を買ったばかりで、鳴り響いて熊が察知してくれたので助かりました。

その後は、釣りをする気になれず終了しましたが、帰り道でも物音に勝手に反応する自分がありました。

尚、この地区は、捕えた熊を放獣する場所なので、十分注意が必要です。


使用タックル

ロッド IBXX-50MT
リール カーディナル33
ライン 3Lb
ルアー Dインサイト


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