6月のとある日、県西部在住のMDさんからTELがあり、今月釣りに行くなら、明日しかないんじゃないか?というお誘いをいただき、週末に息子とともに県西部のボートゲームへ赴きました。
当日は梅雨の中休みで快晴とまではいきませんが、適度に曇ってくれて直射日光もそこまで強くなく、釣りには最高の日和です。朝5時半の出船でした。
この日のタクティクスは、まず朝一は浅場で小型ハタ類を中心に、さまざまな魚種をライトタックルで狙い、家(嫁)へのお土産を確実にゲットし、その後、沖合深場のジギングとキャスティングで一発大物を狙うという寸法です(嫁との協定で確実にB by Cを達成せねばなりません)。
早速、MDさんおすすめの浅場ポイントへ。水深は35m前後。オオモンハタ、アカハタ狙いでTGスローを使ったライトエビングです。
タックルは専用ではありませんが、ワーミングやエギングもできるようにと、万能的に使っている今はなきダンシングブリーム剛78にPE08+フロロリーダー6号のセッティングです。ライトエビングのシステムは、TGスローにツインパイクショートをアシストとし、ジグのアイか溶接リングのどちらでもいいので、フロロの6~8号をハリスとして矢引ほど直結し、その先にチヌ針なら6号以上、グレ針なら10号以上を結んで、アジエースなどのアジングワームをちょん掛けか曲がらないように縫い刺しにします。
このシステムはMDさん発案のもので、天秤を使用する普通のエビングと違って、ジグにもフックが付くので、ジグ・ワーム両方に魚が食ってきます。タイラバの上30㎝に枝針でアジングワームをセットするタイラバチコン同様、子供に楽しんでもらうにはもってこいです。
アクションはまさしくTGスローによるスロージャークです。エビングをしたことがある人は分かると思いますが、ハリスの先にあるワームはジグの動きに遅れて動くので、アクションとアクションの間を少しおくと良いと思います。あとはジャークの幅を小さくするか大きくするか、その日の反応によってアジャストしていくといった感じです。最初は難しく考えず、ゆっくりジャークする、を意識しておけばいいのかなと思います。
1流し目は上手くアタリが取れませんでしたが、2流し目の1投目。いきなり息子が操るTGスローエビングに、いいアタリが出ます!小さいですがアカハタのダブル!魚探にも良い反応が出始めました。
アカハタをフックから外し、エアー抜きしてリリースしていると、またしても息子にヒット!ダンシングブリームがぶち曲がりです!
上がってきたのは40クラスのオオモンハタでした。この後、ラッシュが始まり、オオモンとオキナヒメジのダブルやイサキのダブル、オオモンのダブル、シングル、マダイまで・・・息子が釣った魚を血抜き締め処理している間に、次から次へ掛かってくるものですから、親父は釣る暇がありません(笑い。
30分もかからず、もうクーラーが満タンになろうかとしていたので、息子に「父ちゃんにもちょっと釣らせてもらっていい??」と言うと、「お、確かに、俺、もう満足やわ!」、「そりゃ何より!」と、数投させてもらいました。
この時の活性はすさまじく、着底ワンアクションでいきなりオオモンとイサキのダブル、イサキのダブルと連発し、ラッシュの一端を堪能しました。息子にも満足してもらえたので高活性な魚たちに感謝です。
今回は専用タックルではありませんでしたが、TGスロー専用と言えるHSJスーパーライトシリーズを使えば、より効果的なTGスローのアクションを引き出してくれるんじゃないかと思います。
さあ、お土産(食糧)はもう十分獲れましたし、大物を求めていざ沖へ。水深90m前後の瀬際のなだらかな斜面をジグでスローに誘って底モノを狙っていきます。息子はシイラをトップで釣りたい、と言うので、バウデビルのボニートでキャスティングです。
ジギングタックルは、HSJ-CS66MにPE2号+フロロリーダー12号のセッティングで、CBムラマサ3Sを120~210gの範囲で使い分けてみます。この日は、沖に来ると逆に潮がほとんど動いておらず、頼みの風も止んで無風となってしまったことから、なかなか渋い状況。
底からスローに誘いあげてきますが、魚信があるのは底付近で30㎝前後のアヤメカサゴばかり。こまめにポイント移動しますが魚探反応もあまりなく、なかなかジギングには厳しい状況でした。もちろん、まだオフショアジギング初心者なので技術が伴ってないことは悪しからず!!
一方、キャスティングはというと、息子が操るポッパーに恐らくシュモクと思われるサメが絡んできたり、シイラがアタックしてきたりと、まあまあ楽しめている様子。
バウデビルのボニートは軽く、しかも楽に振り抜ける調子になっているので、小学6年生でも軽めのトッププラグを安定して50m前後飛ばすことが出来ます。今回、息子は沖に出てから昼前の納竿までの間、ポイント移動はあったものの、実質3~4時間振り続けていたと思います。
ジギングのポイント移動をしていると、ふと進行方向のはるか先に10羽ほどの鳥が水面に群がっています。鏡のような海面がそこだけザワザワしているように見えます。MDさんが「鳥山や!行こう!!」と船を走らせます!
息子にキャスティングの準備を促し、ルアーもペンシルにすれば?と助言しますが、「俺はポッパーで釣りたい」と他社さんの少し大きめのポッパーからチェンジしようとしません。まあ、いろんな経験をすればいいのです。
鳥山に近づくとサイズはそんなに大きくはないですが、カツオ系の魚がジャンプしているのが見えます!ナブラもまあまあの大きさ。息子に「群れの進む方向を狙え」とアドバイスし、手振りでも「あっちだぞ!」と示します。
キャストすると、残念ながら群れの先頭はとらえられませんでしたが、まだボイルの範囲に入っています!あとは大きいポッパーに反応してくれ・・・ないですよね。やっぱり。そんなに大きなベイトを捕食しているようには見えなかったので、仕方ないです。
ナブラが沈むまで2キャストできましたが反応を得ることはできませんでした。残念!ナブラが消えたので、次のジギングポイントへ移動します。
移動した先でジギングしていると、先ほどナブラがあった方向から、またナブラ立ってこちらに向かってきているようです。先ほどよりも長い時間ナブラが続き、しかもこちらにまっすぐ向かってきていますので、このまま待ちます。息子には「今度こそサーディンランを付けとけよ?」とアドバイス。息子は自信なさそうな顔をしながら、しぶしぶサーディンランをスナップにつなぎます。
いよいよナブラが船の前方30mの範囲に来たので、MDさんと自分が「今!」と叫ぶと息子がキャストしたサーディンランがドンピシャでボイルの先頭をとらえます!着水後のワンジャークでズバンッ!とバイト!!しっかり巻き合わせでフッキングできたようですが、沖を向いたと思ったら手前に急転回と、カツオ・マグロ系独特の動きに、「ラインが緩まんように巻け!」と大人二人もアドバイスに必死です(笑)。
水中を縦横無尽に走り回るファイトに、息子も大興奮!!「めっちゃギラギラ綺麗や!!スピードすげー!!」と絶叫しながら応戦します!
数分の慎重なファイトで無事ネットインしたのは、2キロほどの本ガツオでした。釣りたてのカツオはほんとに美しいですね。息子は釣りたてを見るのは初めてで、自分でキャスト、フッキング、ファイトと一連の流れを通して初めて釣ったカツオとその美しさに大変感動していました。素晴らしい体験ができたと思います。
息子「このルアー最高やな」、親「投げる前に嫌そうな顔してたやんか!!」、息子「ニヤ~」
この日、息子にとってサーディンランはメモリアルなルアーとなりました。
さあ、カツオに見とれているうちにナブラはどこかへ行ってしまった様子。息子は朝一爆釣し、人生初ガツオまで釣ったので、「もう満足や」とのことで、親父がキャスティングを引き継ぎます。次のジギングポイントに移動しましたが、カツオのナブラの進行方向に位置していたので、誘い出しで出てこないものかと、サーディンランをキャストしていると、後ろにエメラルドグリーンの背中が追尾してきます!
ダイブさせたサーディンランにバイトしたのは、やはりシイラでした。フッキングも決まり、一気に勝負を掛けます。バウデビルボニートはシイラの反撃を許さず、ゴリゴリと寄せることが出来ました。サイズはメーターちょいと言ったところでしょうか。
船の近くに寄せると、息子が「ちょっとファイトしたい」と言うので、ファイト交代です。船に近づいたところでシイラが反撃します。ジャジャジャッ!と10mほどのダッシュを繰り返すので、息子も楽しそうです。最後はネットインしようとして、親父が失敗したため、船べりでフックを外してリリースです。
この日はこれで納竿。息子にとっての経験値としては過去最高の釣行となりました。スミスタックルに大いに助けてもらった1日と言えるでしょう。そして何より、MDさんが良いポイントにガイドしていただいたことに大変感謝です。
帰宅し、その晩は釣った魚で刺身パーティーでした。もちろんカツオもイサキも美味かったのですが、一番意外だったのがアヤメカサゴ。
これまでも何度か食べたことはあるのですが、火を通したものが多かったので、刺身は今回が初めて。食べると甘みが強く、食感もプリプリとちょっとイセエビにも似た感触があり、なかなか美味いな、と。旬なのかな?また機会があるなら、次も刺身で食べたいなと思うことでした。
追伸:ご存じかもしれませんが、カサゴ類やハタ類のお刺身(薄造り)には、ポン酢がお勧めです。その地域でよく食されるポン酢に、ネギやもみじおろし等加えると更に美味しいですので、お試しください!
| Rod | オフショアスティック バウデビル Bonito |
|---|---|
| Reel | ツインパワーXD C5000XG |
| Line | PE2号+フロロナイロンリーダー12号 |
| Lure | サーディンラン13F |
| Rod | オフショアスティック HSJ-CS66/M |
|---|---|
| Reel | オシアジガー |
| Line | PE2号+フロロナイロンリーダー12号 |
| Lure | CBムラマサ3S 120g、210g |
| Rod | ダンシングブリーム剛78 |
|---|---|
| Reel | アルテグラ2500SHG |
| Line | PE0.8号+フロロリーダー6号 |
| Lure | TGスロー+アジエース、他アジングワーム |