サーフへ行こう!2026-3月の備忘録~デイヒラメとナイトヒラ

猪原 亮

高知県在住。ナイロンラインを主体とした独自のスタイルでレコードフィッシュを意識したショアからのキャスティングゲームを展開。

本当は情報がフレッシュなうちに書きたかったのですが、4月以降仕事が忙しく、毎日ヘトヘトで書けずじまい。しかし、お蔵入りするにはもったいないので、夏がヒラメシーズンの地域で何か参考になるならば、ということで書き留めておこうと思います。自分にとっては、次シーズンの備忘録として・・・


前回のサーフレポに引き続き、ヒラメ狙いレポです。 昨シーズンから土佐湾中央部では漁師すらヒラメが釣れないと嘆くほど、ヒラメの姿を見るのは至難の業でした。


もちろん、湾の西部や豊後水道側の宿毛湾などはそうではなかったようですが・・・とは言え、とりあえず今シーズン1尾目を釣れたことはとてもとても大きく、少しだけ心にゆとりが出来ました。この少しのゆとりがある間に次の1尾を釣りたいものです。


前回のレポでは真夜中の時合い狙いでしたが、今度は真っ昼間です。自分はどちらかというと、この真っ昼間のほうが実績も多く、自信があるアプローチが出来ます。釣れているサイズは小さいのが多いですが…


ただ、この真っ昼間パターンは、当たり前ですが休日限定で、家族との時間の兼ね合いもあるので、過去に釣れた実績のある時間帯での超短時間アタックが必須です(笑)。この昼間パターンも例にもれず、12月末から行けるときはずっと続けていますが、やはり魚が入ってないと釣れないもので、この3月まではずっとボウズ続きでした。



3月中旬のとある土曜日、河口の流れ出しのヨレが形成されるエリアに無数のイナッコと稚アユが川の流れを遡ろうと蝟集しています。そこへ多くのヒラセイゴたちが寄せ波・引き波のタイミングでボコボコとボイルします。中にはセイゴサイズではない60クラスも見えますが・・・それを完全無視して、ベイトサイズよりも大きなミノーを投げ続けます。


過去の実績からヒラメに関しては、ベイトがイナッコや稚アユのように小さな場合でも、それよりデカめのミノーで結構釣れているので、今回はより大きくしてみようと、ハルカ165Fを使ってみます。


魚が居れば反応は速いはずなので、最初からしっかり集中します。 ハルカ165Fをベイトが一番溜まっている、流れ出しのヨレに通していきます。岸近くにルアーが差し掛かると、それにびっくりした稚アユやイナッコがワシャワシャと逃げ惑います。


このコースだな、と。しかも、流れの中になじんでしっかりと水をつかむと、いい感じでレンジに入っている感覚があります。海底は小突かず、ヒラメの少し上を通過しているイメージでテンポよくリーリングしていきます。


数投していると、波打ち際から数メートルのところで、ガガッ!とバイト!!フッキングも決まり、水面に出てこない様子からヒラメと確信!一気に浜にズリ上げると、ナイスサイズのヒラメでした。

サイズは57,8㎝ぐらいですが、まあまあ厚みのある良いヒラメでした。今年も昼間にゲット出来て、過去からのパターンの再現性を確認できたので満足です。



さて、3月も下旬に差し掛かり、土日が時化る日が多くなってきたので、昼パターンが成立しません。そこで、仕事終わりの夕マズメ短時間釣行へと切り替えました。冬の間は日が短く、あまり時間が取れないので、このパターンはなかなかトライできなかったのですが、3月にもなると日も長くなり、仕事終わりでも20~30分は釣りができます。そのため、これも過去の実績パターンの時合いだけを狙ってトライです。


何とか無理くり仕事を終わらせて、奇跡的に2日連続で夕方に釣りができる日を作り出すことができました。1日目は残念ながらノーフィッシュでしたが、その日の波を見ていると、たぶん翌日には河口の形がいい感じになるのではないかと予想できました。


運命の二日目、18時に仕事を終わらせて、車を走らせマッハで浜を走り、18時35分に河口へ到着!日が沈む19時まで25分勝負!!


タックルをセットしながら空を見るとミサゴがホバリングしています。そこからすぐに目の前の海面へダイブ!獲物は掴めてませんでしたが、しつこくまた上空でホバリングして狙っています。ミサゴがこの反応をするということは、おそらくコノシロが入っているのでは?!と期待します。


コノシロが入っているならば、と1流し目はサラナMAXを投げますが、河口から30mくらいまでの範囲を投げるものの砂がたまってかなり水深が浅くなっており、リップがゴリゴリと底を擦ってきます。


ちょっとレンジが入りすぎているので、もう少し浅めをトレースできるハルカ165Fへチェンジ。2流し目を少し河口からの流れにドリフト気味で誘いますが、これもまた反応なし。もう10分も出来ません。3流し目はハルカ165Fはそのまま、少し早めのファストリトリーブで誘ってみます。


するとその2投目、15mほど沖でガツーン!とひったくりバイト!!フッキングをかますと少し薄暗くなった海面でバシャバシャ!と魚が水面で暴れました。


あ、ヒラか、残念。と思ってファイトしていると、その後全く跳ねませんし、重いだけ・・・え?まさかヒラメ?!波打ち際での横走りをかわして水面に浮いたのは、ナイスサイズのヒラメ!一気にズリ上げると、確実に60㎝は越えてきたなというサイズ!


久々のサイズに、よっしゃー!と大の大人が砂浜で声を上げてしまいました(笑)。メジャーを当てると、70㎝は越えて71㎝くらいかなと。何とか座布団認定でいいでしょう、というサイズでした。

何年振りかちょっと忘れてしまいましたが、ほんとに久々のサイズ。今シーズンは知り合いが80オーバーを釣っていたので、もしかするといいサイズがまだ釣れてくれるかも、と淡い期待を抱いていましたが、シーズンの終盤になんとか納得サイズをモノにできました。


高知県のヒラメは個体数が減っているためか、年々狙うのが難しくなってきていますが、瀬戸内海や三重県以東の太平洋岸や日本海側は、高知とは比べ物にならないくらい個体数も多いみたいですし、サイズもメータクラスまで釣れているのがうらやましい限りです。
高知もまたもう少しイージーにヒラメが釣れてくれるようにならないか、期待したいものです。



釣り人は強欲なので、翌日の晩、仕事終わりにもしかするとナイトもヒラメが入っているかも?と期待を込めてサーフに入りました。少し波は高いですが、水はそんなに濁ってはなく、ナイトが成立する条件でした。


前日と変わらず河口周りのサーフは浅そうだったので、実績のハルカ165Fを最初から投入です。


1投目、河口の流れ出しの際をドリフト気味に巻いてくると、幸先よくアタリがあり、ヒラセイゴをゲット!

同じラインで、その数投後にまたしてもアタリ!フッキングすると沖で跳ねまくります。ヒラですが、なかなかいいサイズの手ごたえ。ズリ上げると70前後ありそうだなというサイズ。ただ、痩せていてまだ回復していないなという印象。

同じ狙いで、もう一投すると連発です!こいつは良く引くなと思ったら、前の魚よりは太っていて、まあまあのコンディションでした。これも70クラスはありそう。

165センチサイズのビッグミノーでこれだけ連発してくれると楽しいものです。ハルカ165はフックサイズが少し太軸の#3を装着してあるので、針が伸びることをあまり心配せずにゴリゴリと強気ファイトが出来るのが、大変ありがたいですね。


あと、とにかくぶっ飛んでくれるので、扇形に流れ出る河口のエッジに流し込みたい場面でも、なるべく流したいエッジのそばまで飛ばすことで、ラインを流し込む時間を短くでき、ラインに余計なドラッグを掛けずに、狙ったラインをしっかり通せるメリットがあります。


さあ、もう一匹!と意気込んで同じコースに投げ込みます。ゆっくりとブレイク際をトレースしていくとゴツゴツ!と鈍いアタリ!フッキングしてファイトを開始すると、跳ねません!しかも重いだけ!ただ、とてつもなく重い!!


やべえ!!これはスーパー座布ったんじゃないか?!と期待を込めてポンピングします!かなり重たいので、サーフェッサーぶち曲がりです!


波打ち際まで寄せると平べったいものが波間に見え隠れします!これはやっちまったんじゃないか!!と思った瞬間・・・あれ?なんか身体の際がテラテラ動いてるぞ?!なんか、嫌なシルエットしてるぞ?!!・・・アカエイだぁぁぁあーーーしかも体盤長が1メートルはあろうかというビッグサイズ。


岸に寄せようとすると、なんと波打ち際で底に張り付いてしまい、ズルズルとまた沖に持っていかれます。波がどんどん打ち付けるので、ラインが礫で潰されないか心配していたら、案の定、リーダが潰されてブレイク・・・大事な大事なヒットルアーのハルカ165Fを失った喪失感で、一気にやる気がなくなり、その日はそこでストップフィッシング。


良い魚たちを連れてきてくれたプラグだったので、まだまだもっと使い倒したかったのですが、エイを上げた後にどうやって毒針に刺されないようにフックを外そうかなぁー、とかごちゃごちゃ考えながらファイトしていたので、その隙に張り付かれてしまったのが敗因です。自分のミスなので仕方ないですね。



最後は反省の釣りとなりましたが、とりあえず今シーズンも何とかヒラメの顔を見れたことは良かったなと。次シーズンこそは、早目の時期の美味しいヒラメが釣れますように!!(祈)

Rodサーフェッサー98
ReelツインパワーXD C5000XG
Line12ポンドナイロン+フロロリーダー8号
Lureハルカ165F