夏の日差しがチヌの興奮度アップ!

古谷 英一

鹿児島県在住。錦江湾を中心とした鹿児島県内のフィールドでショアからのソルトウォーターゲームを追求している

鹿児島も梅雨明けしましたが、その前から暑さ全開!しかも、毎週の様に台風の余波が影響して、なかなかコンディションのいい日が少ないですね。
そんな中でも、チニングは欠かさず、暇を見付けてはチョロチョロと徘徊して回る日々。雨も減った事で、少し河川も濁りが取れてきて、さぁ!トップの季節がやってきましたね!!
とは言っても、台風の余波で、何時も強風の中での釣り⋯。トップゲームとしては最悪のコンディションでの釣行が多かったです。そんな中でも、より良い釣果を出すための秘訣を、今回はご紹介したいと思います。


【夕マズメのタイミング】


日中、強く吹き荒れる風も、意外と夜間には弱くなったりします。
これは、太陽による地面付近の空気が暖められ気流の動きを活発化させるからで、上昇気流が強くなればなるほど、風は強くなります。
しかし、夕方に日が傾いてくると太陽の力も減少して、空気も温まらなくなるので、気流の動きも鈍くなります。これが、風が弱まっていく原理です。
太陽に熱せられる事で大気の動きが発生し、基本としては風の原因となります。晴れた日に風が強ければ、太陽が沈んでしまえば、風がなくなるという事は非常に多いのです。
台風や前線など、他からの影響を受ける場合は、全く別ですのでご注意を。


風が強いと、トップゲームは本当に難しくなります。そんな時には、思い切って夕マズメに集中して遊ぶ!というのも一つの手です。
だいたい、日が傾いて来て日差しが弱まってきた!と肌で感じる位からが風が無くなるタイミングです。そこから1、2時間は楽しめる事が多いので、これからの夏のシーズンは、暑さを避けて効率よく釣りをする事も大切ですね。

【バカ荒れの中ではアピール重視】


潮の関係上、強風の中でも釣りをしなければならない⋯そんな場面では、それに対応する方法もあります。
水面が波立っている状況では、大人しいアクションでは全くもって水面でのアピールは難しくなります。チヌもルアーに気がつかない事も多いですし、ルアーの動きが安定せずに興味を示さない事も多々あります。
これは、風による小さな波が短いピッチで繰り返される事、さらには波長が大きくなれば更にルアーのアクションに安定感がなくなります。
これはどんな釣りでも同様ですが、風で水面がザワつく、波立っている時には、魚達にとって水面から外の世界は非常に見にくくなります。魚から人間が見つけにくくなるので、釣り人側からすれば有利な条件ではありますが、魚から水面上のルアーも見えにくくなります。おまけに不規則に上下左右に揺れ動く水面がルアーを勝手に動かしてしまい、思う様なアクションを発生させにくくもなります。
これが食いが悪くなる原因です。


そこで、少しでも強いアピールをさせる事で、チヌにルアーの存在を気付いてもらう事が、まずは重要になってきます。ジャバジャバしている水面でも、それ以上の撹拌をさせる事で、チヌに気が付いてもらう事が出来ます。
そんな時に活躍してくれるトッププラグが、大きいサイズのペンシルベイトだったり、プロペラが付いていて水を撹拌してくれるスイッシャー系、あとはしっかりとした音とスプラッシュをあげてくれるポッパーといったルアー達です。
私が使用するルアーとしては、スーパースプークJrだったりベビートーピード、ポップRといったヘドンやレーベルのルアー達です。
バス用として作られたルアー達ですが、しっかりとチニングでも、その性能を発揮してくれるのでオススメです。
こういったルアーで、水面をしっかりと掻き回してあげる事で、チヌの目を水面に向かせる事が可能です。強風下でのチニングでは、忘れてはならないコツですね。

風が吹く中では、飛距離も伸びないし、風にラインが取られて操作性も悪くなります。そんな中での対策として、ぜひ試してみて下さい。
もちろん、風の中での釣りでは、しっかりとしたラインメンディングも大切だし、吹いてくる風に対してのアプローチの仕方も重要になります。全ての要素を合わせて行く事で、1枚でも多くのチヌとの出会いが生まれて来ると思います。
夏の風対策として、ぜひ実践してみて頂ければと思います。

RodBY BY-S744-S
LureチヌペンFWスーパースプークJrタイニートーピードポップRなど