春のグルーパーゲーム!短時間お手軽ゲームのシーズン開幕

古谷 英一

鹿児島県在住。錦江湾を中心とした鹿児島県内のフィールドでショアからのソルトウォーターゲームを追求している

鹿児島では、何だかんだで一年中狙えるハタ類ですが、本来は春から本格的なシーズンに突入します。数というよりかは、サイズが出やすいのが春から初夏に掛けて。丁度、産卵期前の個体が荒食いする季節になります。
この頃から水温の上昇と共に、キジハタやオオモンハタなどはショアラインにエサを求めて接岸してきます。様々なベイトの多い岸沿いへ集まり、産卵へ向けて体力を付ける訳です。


そんなこれからの季節、鹿児島では近場で手軽に狙えるので、私の空き時間の楽しみともなっています。仕事終わりの夕マズメまでの時間や、予定の終わった休日の空き時間など、本腰を入れて臨む事もありますが、基本的には空き時間を利用しての釣行が近場は主となります。
そして日が少しずつ長くなる5月より、仕事が早く終われば30分ほどのダッシュ釣行へ。
もちろん、あれや、これや、手を変え品を変えなんてする時間がないので、ある程度のパターン構築から探します。あくまでも、簡単に、かつ確実に反応を得られるパターンを探します。
連日、通う事が出来る労働環境ではない上に、チニングにも行きたいという(笑)。そこでフィールドコンディションを見ながら、大まかな方針を決め、それに合わせてアレンジしながら探ります。


春から初夏に掛けて、マイクロベイトもしくは小型のベイトが多いので、小型のイワシ類の群れを目視で確認した所で、小魚ベイトのパターンを模索。
使用するワームは、オーシャンパフォーマー狂輪波と艶魚。巻きの釣りをメインに考えつつ、まずはレンジ攻略していきます。⋯が、イワシの群れは水面付近に浮いてはいるものの、オオモンハタの数がかなり少なく、ベイトに依存している個体がかなり少ないのが現状。中層での巻きでは、全くもって反応が得られませんでした。
そこで、ボトムを意識した小魚パターンへシフト。ジグヘッドによるボトストや、テキサスリグでのボトムスレスレのリトリーブやフォールを重視した釣りに。これで反応が得られる様になりました。
活性の高くない個体が多い事と、甲殻類パターンも試しはしたものの、思う様な反応は出なかったので、ネチネチのボトム巻き巻きとなりました。

結果としては、ボトストが最も食い込みが良く、確実にガッツリとワームを食ってくれました。
逆にテキサスリグの場合は、少し速めのリトリーブとなる為か、食い込みに少し問題あり。フックアウトが多い傾向でした。
それでも、キジハタをメインに、オオモンハタがボチボチ。カサゴが思ったほど釣れないものの、短時間の釣りとしては、まずまずと言った所。これから水温上昇と共に、良くなっていく事に期待ですね。

最後に、ハタ類の産卵はこれからの季節です。ハタ類は成長と共に性転換する種族なので、この季節の釣りは将来の事も考えてキャッチ&リリースを心掛けて頂ければと思います。
特に、45cmを超える個体はほとんどオスで、それ以下はメスの個体となるキジハタやオオモンハタ。大きな個体は産卵には欠かせないオスなので、必ずリリースをして頂ければと思います。
大きな個体は何せ数が少ない事は確かです。メスは生殖能力を持つ30cm前後から上なので、個体数は確実に多いかとは思いますが、オスが居なければ子孫を残すことはできません。
将来の釣りの事を考えれば、大きければ大きいほど大切にリリースを心掛けて頂ければと思います。
もちろん、メスも大切なので、小さくてもリリースして頂く事が理想ではあります。将来の魚の事を考えた釣りを、少しでも多くのアングラーに実践して頂ければ幸いです。

RodベイライナーRF BL-S802MH/RF
Reelセルテート3000
LinePEライン1.2号
Leaderフロロカーボン5号
Lureオーシャンパフォーマー狂輪波、オーシャンパフォーマー艶魚など