今年の秋も、ほぼない様な状況で、一気に冬へ。四季の変化がほぼほぼ感じられないここ数年、魚達の様子もかなり変わってきたと感じるのは、私だけでしょうか?
特に季節の変わり目の極端な変化は凄まじい物があり、中でも秋は感じられないほど。11月に入っても30度ほどの最高気温が、いきなり20度を切るという・・・・。何気に夜は一桁台になる日も。
もう少し秋らしい気候が長くあってもらいたいのですが・・・・。
そんな気候の中、本来ならメバルを追い求めて車を走らせる頃なのですが、ここ数年、温暖化?いや夏の高水温が長く続くからかシーズンインが遅れまくり。よって、今年も1ヶ月ほど遅らせる事に。
となれば、近場でライトタックルゲームへ。メッキやフエダイなどを狙って、南薩エリアの沿岸を片っ端から叩いて行く事にしました。
港湾部はもちろん、小規模河川、サーフ、小磯など、魚が居そうな場所をチェックしていきます。
使用するタックルは、メバルと全く一緒です。ロッドからリール、ライン、リーダー、ルアーまで。そのままで全く問題なしですね。
ロッドは、ダークシャドゥEXのDSEX-73のスピニングとDSEX-C74のベイトを使います。使い分けは気分ですが、どちらもライトタックルでのプラッキングには特化しており、非常に扱いやすいロッドです。
しかも、不意の大物にも対応できるポテンシャルがあるので、メバルだけでなく様々なターゲットに使ってみてもらいたいロッドです。
そしてルアーは、本当にメバリング用をそのまま流用。その中でも広範囲を探れる小型プラグは主軸になってきます。
今回の主軸は、AKM48とガンシップ36SS、ソレス42Sです。あとは広範囲のサーチベイト役にメバペンマグナムをサーフでは使用しました。
飛距離と食わせを優先して、シンキングタイプをメインにセレクトしましたが、当然ですがフローティング各種も大きな力になるのも、忘れてはいけませんね。
そんなライトタックルゲームですが、驚きの魚種にも出会えるのも楽しみの一つですね。今回、メインターゲットとしてはメッキやフエダイ類、そしてヒラセイゴになりますが、それ以外にも様々な魚が釣れます。
今回も驚きの魚が飛び出しています。
40cmほどのバラクーダの幼魚に、1mオーバーのアオヤガラが今回のゲスト。さらに、食わせる事が出来なかったものの、チェイスしてきたのが、イトヒキアジ、カンパチの幼魚、マングローブジャックと呼ばれるゴマフエダイ、そしてチャイロマルハタなども。想定外のサイズでラインブレイクもありましたが、まだまだ沢山の魚種が望める釣りと言えます。
今回のライトタックルゲームは、回遊を待つ釣りと、足で探す釣りとありますが、断然、後者の方が魚との出会いは増えます。よって、ランガンで次々にポイントを打っていくスタイルで魚を探していきます。
サーフでも河川でも港湾部でも、ここぞという場所は多少の粘りも必要ですが、基本はランガンで魚を探す釣り。一ヶ所でも多く、1投でも多く投げる様に、常に歩きながらの釣り。
ポイントによっては、特に小型河川などは潮位が重要だったりもするので、常に次のフィールドの事も考えながら、ゲームを組み立てていく事も大切です。
そんな忙しい釣りではありますが、様々な魚が遊んでくれるので私は大好きです。
決して大きな魚が釣れるとは言えません。でも、小さなターゲットに口を使わせるのに苦労するのが、このゲームの醍醐味とも言えます。
五目釣り、いや十目釣り、二十目釣りを目指して、近場のフィールドで遊んでみてはいかがですか?
メバルやアジ用のタックルで楽しく遊べるお手軽ゲーム、ぜひ挑戦してみて下さい。
Rod | ダークシャドゥEX DSEX-73、DSEX-C74 |
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Lure | AKM48、ガンシップ36SS 、メバペンマグナム、ソレス42Sなど |