三重県南部のショア青物ゲームは最盛期ということで、トウゴロウイワシ探し、ナブラ探索にでかけました。
この日は早朝のナブラに期待してエントリーしました。ひとまずポイントに到着してルアーをセットします。辺りはまだ暗いですがヒラスズキが捕食している可能性があるのでキャストします。すると1投目からいきなりゴンと当たってからファイト開始です。ドラグの出方からして青物です。暗い中ですが走る方向を考慮して波に乗せながら誘導し、無事ゲットとなりました。
日が明けていない中でも青物は食ってくることがあったなと再認識させられる一本となりました。
先日は全くミノーに振り向いてくれなかったのですが、今回はハルカの125fに食ってきてくれました。今日はこれでいけると判断します。
少し明るくなってきて今度はポコポコとボイルが出ます。ヒラスズキです。このヒラスズキは難しいのはわかっていますが、タイミングを見計らって投げ入れます。ハルカを水面でヨタヨタとさせるイメージで引いてくるとゴン!とヒットします。同時にエラ洗い。ヒラスズキ確定です。狙いすました一本となったわけですがサイズが小さく、ヒラセイゴの登場でした。
そして周りが明るくなってきた頃、ついにナブラ発生です。距離が遠いので走って追いかけようかと迷いますがここはグッと我慢します。地形的にこっちにくると呼んで待つと読み通り射程圏に入ります。すかさずキャスト→ラインメンディング→リトリーブ→ヒット!思惑通りのヒットとなりました。ナブラにドンピシャで入ったので丸呑みでした。
そしてまた別日、先日の暗闇でのバイトがあったので未明からエントリーしました。真っ暗の中誰1人いないポイントなので海面を照らすとトウゴロウイワシが飛びます。ベイトの有無が確認できたので、あとはいつナブラが出ても良いようにルアーをセットして待ち構えます。辺りは真っ暗なので五感全てを使って海面の変化を捉える努力をします。
するとババババーっと言うナブラの音が聞こえます。目を凝らすと私の左前から水面が盛り上がって見えます。左から右へ動くナブラだと判断して右側にキャストします。着水と同時にミノーが泳いだ瞬間にズドンとバイトです。魚が一気に沖に向いて走ります。同時に手前でナブラが発生してラインに魚が当たるのが伝わってきます。無駄に走らせてラインに魚が当たるとブレイクしてしまうのでゴリゴリと寄せて無事に1本目ゲットとなりました。
辺りが薄明るくなった頃、またしてもバババーっとナブラの音がします。見やると波打ち際に大規模のナブラが発生します。すかさずキャストするとコレまた一撃でヒット!直後に掛かった魚の周りでも問答無用でナブラが沸騰してます。これまた走られると魚がラインに触れてブレイクの可能性がありますので一気に寄せこちらもキャッチとなりました。
キャッチした魚のフックを外している最中も背後にナブラの音が立っています。素早く次のキャストへ移ろうとすると超近距離でナブラが発生します。よくみると奥でもボコボコにナブラが出ています。わざわざ奥のナブラを狙う必要もないので5割程の力でキャスト。リトリーブを入れるとゴツン!これまた無駄に走らせずに寄せて無事キャッチです。2本目と3本目の時間差はわずか3分です。
この後は嘘のように静かになりますが、青物が追いやったベイトについているのかヒラスズキがボイルし出します。何度も書いておりますがこのヒラスズキボイルは難しいです。距離が遠いので飛距離が出るハルカ145にチェンジしてすかさず投げ入れます。するとヒット!バイトの出方とは裏腹にサイズは小さいか?と思いながら寄せてくるとなんとハマチサイズでした。
その後は嘘のように静かになったので納竿としました。
そしてまた別日。この日は潮周りが悪かったですが、ベイトの着き方が良かった方面へ調査に行きました。これまた最近の傾向で暗いうちからナブラが発生することが多いので暗いうちからスタンバイします。
人が居ないことを確認してヘッドライトを海面に照らすとパラパラっとトウゴロウイワシが飛びます。やはりこのポイントもベイトが入っていました。
するといきなりナブラが発生します。辺りはまだ真っ暗です。すかさずキャストすると1 投目からドスンとヒットです。魚の重さからしてワラサです。ドラグがジャーーっと出てフっと軽くなりバラしです。食い方が甘かったように感じます。
気を取り直してもう一度海面を観察します。すると今度はモワモワと水面が一部盛り上がってきます。ベイトが固まっています。これは青物がいつ出てもおかしくないと近辺にキャストをすると思惑通りにズドン!とヒットです。と同時に掛けた魚の周りでナブラが発生します。するとラインが他の魚に当たって嫌な感触を得た瞬間にまたしてもバラしてしまいます。
落ち込みそうになりますが気を取り直して海面を見やると今季最大のナブラが目の前で発生します。もうどこに投げてもナブラに当たる状態です。ショートキャストで手前を探ると直ぐにヒット!こんなにも魚が多い中でまさかのハマチサイズが掛かります。
まだまだナブラは勢いを止めることなく、同じ感じでショートキャストすると今度はワラサクラスがヒットします。無駄に走らせると他の魚とぶつかるので早々に勝負をつけて今度は無事ゲットです。
まだまだ青物ナブラは継続中でこれ以上同じ釣りをしても結果は見えていると、今度は思考を変えてヒラスズキを狙ってみることにします。ナブラのど真ん中は確実に青物なのですが、ナブラの端を見るとヒラスズキが宙を舞っていたり、単発でボイルを起こしているのが確認できます。このタイミングのヒラスズキはほぼ水面を意識しているので、水面直下に張り付く姿勢をキープできるルアーとしてCB90ドリフトを選択します。
こちらをナブラの端に目掛けてキャストをして、スーッとタダ巻き後、ステイで誘うとバゴン!!と吸い込みヒットします。これはヒラスズキだろう!とやり取りをしますが一向にエラ洗いは無く、寄せてきて姿を確認するとこれまたワラサでした。
その後もスーパーナブラが継続します。これ以上釣っても結果は同じなので久しぶりにナブラの撮影をします。よく見ると波打ち際で青物が身体を出して捕食しているのが見えるかと思います。もう波打ち際まで青物が押し寄せて捕食祭りでした。
ナブラの後、打ち寄せられたトウゴロウイワシとヒットルアーを撮影しました。こう見るとベイトの小ささがわかるかと思います。ハルカはローリングメインのミノーでこのトウゴロウイワシベイトの時に効く傾向があります。アクションとレンジ、これがキーポイントなのではないかと思いました。
Rod | Smith:プロトロッド |
---|---|
Reel | Shimano:ツインパワーxd5000xg |
Line | ygk:upgrade pe 1.5号 |
Lure | Smith:ハルカ125f,145f、CB90ドリフト |