季節がめっきり冬となった今日この頃、オカッパリでの大型アジングにトライしてきました。回遊するアジを狙う場合、基本的にはマズメ狙いの釣りになります。
また一番重要なのがどこで待ち構えるか。回遊が無い場合は全くもって釣れません。また、朝地合いなのか、夕方地合いなのか、ポイントや海域によって変わります。しかも、去年はこうだったからといった前例が通用しないのもこの釣りです。つまり毎年足を使って探して、その年の傾向を掴むことが必要なのです。というわけで、3カ所ほど回りましたがボーズが続いておりました。
今年は回遊が少ないのかな?という矢先、やっと群れを当てることが出来ました。この日はマズメから入ります。風が弱く天気が落ち前なので釣れるだろうと踏んでエントリーです。ところがまだ天気が崩れる前にも関わらず、海が荒れて強いウネリが入っています。これはアジにどう影響するかと不安でしたが定時刻、バイトというよりはいきなり引ったくっていったのでファイト開始です。いきなりのバイトにドラグが噴射して止められません。スプールを押さえてなんとかファイト開始です。寄ったか?と思いましたがまたしてもラン。ここで痛恨のブレイクです。アジであれば余裕の40オーバーでした。
急いでノットを組んで再度同じコースへキャストします。カウントは10くらい。ふわふわと落としていくとラインがスッと走ります。すかさずフッキングするとこちらも強い引きです。しかもウネリに払われてなかなか魚が浮きません。ロッドパワーをフルに使ってリフトして上がってきたのは今シーズン初の大型アジでした。
次のキャスト。同じ棚にリグを入れるイメージ。棚が取れたらシェイクしてポーズさせるとツッと小さいバイト。合わせるとこれまた大型アジ。結局この日は2本だけでしたが、37センチが顔を出してくれました。
また別日、他のポイントへエントリーすると、見渡す限り無数のベイトです。これはもらったか?と思いやっていると、20センチ前後のアジが釣れ出しました。大型アジが釣れるタイミングの前は豆アジが釣れることが多いので一つの指標となります。
これは回遊来るかもとやってみると辺りで単発では有りますがボイルが発生します。おそらく稚魚ベイトに付いています。これはもらった!と思いますが全くかすりもしません。ジグ単で攻めてもダメで最終的にはフロートリグで表層を試すもボウズに終わってしまいました。
またまた別日。これまた別ポイントへ調査です。全くもってベイトは見られずここもダメかと不安に駆られましたが、定時刻群れが回ってきました。ただこの日はめちゃくちゃアタリが小さく苦労しました。しかも連発で当たるようなことはなく拾いながらなんとか掛けると大型アジというパターンでした。
大型は全部で4バイト。バラしが一つで上出来な方ですがやはりどこも群の規模が小さそうです。
そしてまたまた別日、この日は爆風でしたがあえて風上に向かってのキャストを強いられるポイントにエントリーしました。よってリグをキャロにしようか迷いますが、ジグ単の方がやはり食わせやすいし何より自分が得意なので5gのジグヘッドで挑むことにしました。
定時刻、やはりコソコソっとティップに違和感が出るくらいのアタリを合わすと一気にバッドまで乗る重量感に35クラスと確信します。ほとんどドラグは出さず、魚をこちらに向かせたら寄せるイメージで一気にキャッチ。やはり35クラスでした。
そして素早く次のキャスト。カウントは10秒くらい。水深4mラインを狙うイメージです。同じく違和感に近いようなアタリを掛けるとこれまた素晴らしい重量感。強引では無いけれど、確実に距離を縮めるスタイルで寄て迷いなく抜きあげます。
今シーズン初のギガアジが出ました!
同じパターンで後2本をゲットして納竿となりました。ついに当てることができたギガアジに感無量な日となりました。
そしてジグヘッドの重さについてですが、アジが25センチを越えれば5gは余裕で吸い込んでバイトします。なので初心者の方こそ操作感のある重めのジグヘッドを私はおすすめしたいです!
そしてアジエース。この大型アジには少し小さいですが、毎回バイトへ導いてくれる誘引力は高いと考えます。またズレにくいという強いアドバンテージがあります。短い地合いの中で確実に真っ直ぐ刺さった状態をキープできるというのは強い味方となっております。
Rod | Smith:ベイライナーAJ |
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Reel | Daiwa:21ルビアスエアリティ2004ch |
Line | Rapala:Rapinova-x multi-game 03 |
Jighead | Jazz:尺ヘッド typeR |
Lure | Smith:アジエース |