ベイトが豊富に接岸し、夏の水温がグッと下がってショアからの青物ナブラがゲームが最盛期を迎えた伊勢志摩地方です。先日の休日は当たり前のようにロックショア調査に出かけました。東からの風で良いウネリが入っているのでヒラスズキもいいかもしれません。
風向きを考えながらポイントへ到着し海を見渡した瞬間にいきなり私の左前でナブラが沸騰します。これがショアの醍醐味です。すかさずキャストして通すも食わない?回収してすぐさまキャスト。そんな時は頭だけちょこんと潜らせてステイです。ナブラのど真ん中でステイさせると弾かれること数回の後ヒット!初速からして大型確定です。pe1.5号タックルなので焦らずにゆっくりと寄せて無事ランディング。
70サイズでした。
一本釣ったタイミングでナブラが遠のいたので別ポイントへ移動します。海をよく眺めていると海面がモワモワとしております。これはベイトが溜まったと踏んで、射程圏へポジショニング。沖から群れが迫ってくるとして、おそらくここへ行き着くだろうとスタンバイしているとベイトが飛び出します。
ナブラ起こるかと思ったタイミングでヒラスズキが乱舞し出しました。このヒラスズキの攻略は難しいことはわかっているのですが、ピンポイントに投げ入れるとヒット!ルアーはほぼ動かさずにポーズさせてのバイトでした。
小型ですがとても嬉しいヒラスズキです。そうこうしているといきなり青物ナブラ沸騰。もう一面ナブラです。簡単かと思いきやこれもやっぱり難しい!
激しいナブラの中にもパターンはあって、やはりナブラの中でのステイでした。弾かれまくりの中、持っていかせてオートフッキング。これがハマりました。短時間で70級を三本にヒラスズキが一本。上出来ではないかと思います。
そしてまた別日。ポイントをどこにしようかと迷う時、この釣りはベイトの有無から判断するのがたいせつなのですが、このベイトの動向には二つのパターンがあることが最近わかってきました。一つはベイトが居るところに青物が入るパターンです。典型的な例でベイトがうじゃうじゃ居るところに青物が入ってくるということです。このパターンだと予測がつきやすいのですが、もう一つは何もないところに青物がベイトを押し寄せてきてナブラになるパターンがあるのです。後者だと予測が出来ないので通ってナブラが発生する時間帯を覚えていかないといけません。
というわけで今回は後者のパターンなので不安ではありますがベイトの居ないポイントで待つことにしました。
当日はウネリが少しあり海面下が見にくいですがやはりベイトがそれほど居るようには見えません。しかし日が傾いてきたタイミングで水面がワラワラと騒ぎ出しました。ベイトが入ったみたいです。
と同時にいきなり沖合で海面が沸騰します。ナブラが出たポイントと群れの方向を予測すると立ち位置からおそらく右手の湾に入りそうなので磯を駆け上がります。なんとか辿り着いて湾に出た瞬間に足元で強烈なナブラ発生!
落ち着いてルアーを倒すと一撃でズドンとヒットです。あちらこちらへ走る魚をいなしてなんとかキャッチ。ルアーはサラナ110f このマイクロベイトの時に良い仕事してくれます。
まだまだナブラは続きます。あっちへ行きこっちは行き、するナブラに合わせて出来るだけ進行方向と並行に、しかもレンジがほぼ表層なのでロッドティップを上げてリトリーブすると高確率でヒットすることがわかりました。
この発見をしてからが早かったです。立て続けに2本ゲットします。やはりキャストゲームはパターンが有りますね。
ここでルアーをウェイビー85sにチェンジ。こちらもマイクロベイトパターンでの青物に強いルアーです。ロッドティップを上げて表層を引いてきます。この時点で辺りは暗くなっているのでナブラは見えずブラインドでキャストしています。一度弾かれたかな?と思いましたが直ぐに食い直しでヒット。暗い中ですが上手く根を交わしながらキャッチ出来ました。
この日は結局70級を4本キャッチと良いナブラに出会えました。やはりどのナブラにもパターンがあるのでその時の判断力と引き出しはこういった経験を数多くこなして持っておきたいところです。
Rod | Smith:プロトロッド |
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Reel | Shimano:ツインパワーxd5000xg |
Line | ygk:upgrade pe 1.5号 |
Lure | Smith:サラナ110F,ウェイビー85s |