今回はプライベート釣行で訪れた富山湾でのアカムツジギングの様子と、夏が終わって始まり出したシーズン初期のオカッパリアジングについてレポートをまとめます。
まずはアカムツジギングから。富山湾は立山連峰や能登半島に囲まれているので穏やかな湾なのですが、訪れた日は中止になるくらいの北東風だったので時間を遅らせての出船となりました。
出てみると案の定の大荒れです。これだけ荒れるとジグ安定するのかな?と思いながらのスタートです。先日のロケではチビマサムネの100gでなんとか1本絞り出したような感じでしたがこれだけ荒れて水深120mだと流石に厳しいので130gのウォブリンからスタートします。
そんな中周りではヒットやバラしと賑やかになりますが、中々当たりが有りません。カラーなのかとグローやノングロー等色々と試しますがこれまた当たりがありません。ヒットがあったアングラーさんを見てみると長いこと止めて誘っています。もしかしてこれなのか?とやってみることに。アクションの違いでヒットに持ち込めるのか、半信半疑でロングステイをしてみます。
まずは底取りが出来たら1/2ピッチでフワフワと1mくらい誘い上げます。同時にここで5秒ほどステイを入れます。ご想像がつくかと思いますが、ロッドにはジグの重みが乗って曲がっています。つまり宙吊り状態です。この後もう一度誘いにかかった瞬間にドーーーン!
なんとロングステイ直後にヒットです。こんな誘い方があるのかと思うのも束の間、頭を振ってイヤイヤが始まります。青物のようにダッシュは有りませんが口元が柔らかいのでバレやすいため違ったスリルを味わえます。
慎重に寄せてネットイン!まずまずサイズゲットです。ジグはウォブリンの130gゼブラグローでした。
ロングステイでヒットしたことに糸口が見つかった気がして、再現性あるかもう一度トライです。このタイミングで海がさらに荒れ始めたのでジグウエイトを130→160gに変更です。
同じように底を取り、1/2ピッチでフワフワと誘います。ステイ、ステイ、ステイ、ズン?
重みが加わった気がしたので軽くロッドを煽るとヒット!サイズはダウンしましたがやはりロングステイでヒットへ持ち込むことが出来ました。
結局この日はこの2本で終了となったのですが、数多くつってる人、釣れていない人がはっきりとした感じで、もっと勉強しなければいけないなと痛感した釣行となりました。
Rod | Smith:HSJ-CS66/2L |
---|---|
Reel | Shimano スコーピオンmd300 |
Line | sunline シグロン×8 0.6号300m |
Rod | Smith:HSJ-CS66/L |
---|---|
Reel | Shimano オシアコンクエスト300hg |
Line | sunline シグロン×8 0.8号300m |
Lure | Smith:ウォブリン130g 160g |
---|---|
Hook | がまかつ s.l.j. 1/0〜3/0 |
お次は近々のアジング事情です。私は毎年お盆過ぎくらいから夏のアジングを開始します。三重県南部ではこの頃から接岸、回遊するアジも確認できるので調査スタートといったところです。
というわけで今シーズン初のアジング調査に行ってきました。まあこの辺かなと過去の経験からポイントを選んで1投目、いきなりトンっとアタリ。それなりの引きを堪能して上がってきたのは、25センチクラスといったところのアジでした。夏にしては良いサイズです。このアジを筆頭に入れ食いスタート。
良く当たります。ほとんどが極豆〜豆サイズのアジですが、その中に混ざって20〜25センチクラスの良型が混ざる展開です。ロッドティップが戻るアタリを取っていくのがとても楽しいです。
この日はフックサイズを少し上げて、良型のみを釣る展開に持ち込みました。今シーズンのアジングスタートといったところですね。
さて、前回のアジングで良い群れを当てることができたのでポイントを変えて調査です。台風ウネリが近づくので海は荒れ模様です。こんな荒れた中でも釣れるのか?とよく聞かれますが、なんならアジは荒れていた方が釣れるというのが私の見解です。
ということでトライしてみますが、予想に反してアタリが遠いです。フォール中にスコンと良いアタリがあって合わせると、25センチクラスが顔を見せてくれました。この後数匹ほどかけるも足元の波でバレてしまいます。結局この日は数が延ばせられなかったのですが、色んなポイントにアジが着実に接岸していることを知れたので良かったです。
さて、この20〜25サイズのアジはタックルバランスによって掛かる確率が全然違ってきます。今季から導入しているベイライナーajのフルソリッドverロッドですが、ティップが柔らかく食い込んでくれるので、弾くバイトに対応しやすいのと、テンション抜けアタリを拾いやすいです。軽量のジグヘッドでもロッドティップの第2ガイドくらいまでがクッと入り込んでいる感じが分かりやすく、アジがリグを吸い込んで持ち上げるとフッと戻ります。ティップの戻りアタリを捉えると言えば伝わるでしょうか。このあたりを捉えていくのがとても楽しいロッドです。
Rod | Smith:BL-551XUL-S/AJ |
---|---|
Reel | Shimano:12バンキッシュc2000s |
Line | Sunline:アジの糸ナイトブルー0.3号 |
Lure | Smith:ジグヘッドタケちゃん1.2g#10+アジエース1.9 |