ロックショアゲームで70級青物と今週もヒラスズキ

春特有の南西風によって湿った空気が入り込み、一気に気温が上昇しました。天候は雨。海はどうかと見に行くとちょうど良いウネリが入っています。ポイントをどうしようかとまずは期待できる磯へ。ロッド一本だけ持ってチェック。チェンジするルアーも持たずにガンガンとポイントを見ていくのは実は私の釣りのほとんどを占めます。何か所かヒラスズキを意識しながら打っていくも音沙汰なし。餌もいないと判断して大きく移動します。

次のポイントに到着し、エントリーする前に古くなったノットを結びなおしていると、遠くからカモメの鳴き声が聞こえてきます。慌ててタックルを整えて走り込むと、足元で大鳥山が発生しています。よく見ると海面ではボイルが起こっています。たどり着くとワンキャストだけチャンスがあり、ボイルに通せました。ルアーはルーディッシュ95hs。ファストリトリーブで通すと1発でヒットです。小型だな。とやり取りすると直ぐにフックアウト。同時に鳥山消えて万事休憩。今日はついていない日かと思いそのまま待機していると沖で鳥山発生。少しずつ近づいてきて目視でボイル確認。向かい風ですがルーディッシュの遠投性能を利用してフルキャスト。ギリギリ届いたか？という感じでしたがリトリーブを入れてルアーが動いた瞬間にズドン。ファイト開始です。重量からして70センチクラスかな？といったところ。やり取りをしていると、やっぱりそれなりのランがスタートします。手前には沈み根があるのでその向こう側で浮かせるのがセオリーです。魚の暴れ方が安定したタイミングでロッドを脇抱えからグリップエンドをヘソ辺りへ移動させてリフト開始、魚の向きを確認しながら根の向こう側で浮かせてランディング。久しぶりに７０級の青物です。

物持ち写真を撮りたいところですがチャンスは今しかないと判断して素早くフックを外して次のキャストへ。鳥山とボイルは消えてしまいましたが残党兵が残っていました。そろそろ回収に入ろうかというタイミング、ルアーが水面から飛び出しそうになる瞬間に引ったくるバイト！同時にドラグ噴射！これまたサイズが良さそうです。こちらは近距離で掛けたので無駄に走られると根に巻かれます。スプールを抑えて強引に止めて浮かせます。その分ランディング時に暴れますがこちらも無事にネットイン。ルーディッシュのファストリトリーブでのイレギュラーアクションはよく効きます。

ここで流石に鳥山が完全に消えてボイルも消えたのでルーディッシュを切り替え、サーディンランに。リトリーブ＋ストップで誘い出し狙いです。できる限りルアーを水面下に潜らせるように意識しながらアクションを入れると、バイトの目視確認はできませんでしたがグッと重みが乗ります。すかさずフッキングを入れてファイト開始です。どんどんと潜って頭を振るこの感覚。こちらも良型です。寄せては出されを繰り返して、魚が見えてランディング体勢に入ろうかというところでフックアウトオフ。落胆しますがまだ魚がいると確信して再度誘い直しです。すると今度は水面が爆発！同時にロッドティップが持って行かれて今度はしっかりしてフッキングが決まりました。ランディング時に一番強い波が来てネットインに手こずりましたが何とかゲット。久しぶりに誘い出しでのゲットとなりました。

この後青物の気配が消えたので再度移動してサラシの出る磯場へ降りてヒラスズキ狙いです。ポイントを見渡すとコレはもらったと言わんばかりの波、ウネリ、サラシの強さ。いつものサラナ125fをゴールデンコースに通すもアレ？出ない？いつものポイントについていないならこっちはどうかと周りに点在する根を狙うともんどりを打って出てきてくれました。なかなかのサイズなのとウネリに乗って飛ぶわ走るわの大暴れです。こういう場合はリーリングで喧嘩するのではなくてロッドを溜めてキープします。魚が浮いてルアーを確認すると横から咥えた良い掛かり方をしています。これならバレないと安心して誘導してネットイン。今週も良いヒラスズキに出会えました。ルアーは定番のサラナ125f。本当に良い仕事をしてくれます。この後ポイントを若干変えて子場所を打つと小型がヒット。フックによる傷、出血無く、リリース可と判断してすぐに放流しこれにて今回の釣行を終了としました。

ロックショア プチ爆発といったところでしょうか。なかなか条件がそろう日は少ないですが引き続き調査をしていこうと思います。

Rod	Smith:プロトロッド
Reel	Shimano:ツインパワーSW6000hg
Line	pe3.0号
Leader	60lb
Lure	Smith:サラナ125f、サーディンラン13f、ルーディッシュ95h

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