最近の回遊アジはアタリの数が少ないことからもそろそろ終盤なのでは?と思っていたのですが、時期的にはまだまだシーズン中なので潮時を見計らって可能性のあるポイントにエントリーしてきました。
当日は凪だろうなとポイントへ車を走らせますが、車を降りるとやっぱり爆風。この時期の伊勢志摩地方は基本的に風があると考えないといけません。ということでギリギリライトゲームが成り立つポジションにエントリーしました。ポイントとしてはそれなりに水深があるポイントなので3.0gジグ単で攻めます。
ひとまずカウント20からスタートします。追い風に乗って飛距離が出ているのでアクション後のステイというよりは、さびいてくるようなロッドアクションで間を入れると、もたれるようなアタリ。軽い合わせを入れると重量感と共にまずまずの引き。尺アジ確定です。足場が少し高いですが無事ゲット。
先日から導入しているアジエースの最終プロトがいい仕事をしてくれました。まだ狙いの時間からは早いイメージですが、同じコースを通すとアタリあり。良い群れが入ったみたいです。
一つ目のアタリを得てから同じコース、レンジを通すのが定石ですが、上のレンジで食うなら、その分フォールの時間が短くなって手返しが良くなります。ということでフォールにテンションをかけながら落としていくと、カウント10と浅めのレンジでもあたってきました。
ここから数本の連発が始まりました。サイズは27〜30くらいと良い型です。ただやはり群れが去るのが早く、5分も続かないくらいでアタリが遠のきました。
もう残っていないか?ということで今度はカウント30。ボトム近辺まで落とすと小さなアタリ。乗せるようにフッキングするとまずまずな重量感で浮きづらい!大型確定です。慎重になんとか浮かせてみると40いったか?というサイズ。しかしここで痛恨のフックアウト。
まだいると信じて同じ棚まで落とすとこれまた小さなアタリ。これもサイズよく今度は無事キャッチ。先ほどバラした個体の方が大きいような気もしますが、35クラスをなんとかキャッチできました。
地合いから少しハグレた個体が大型であったので、居残ってないか?としばらく粘ると、これまた小さなもたれるようなアタリ。掛けると重量感アリ。デカアジか?と思った瞬間にドラグ噴射。ヒラスズキ確定です。立ち位置からして、2枚のスリットを超えさせないといけません。というわけで右へ左へ走るのに耐えながらスリットの向こう側で魚が弱るのを待ちます。エラ洗いを2回ほどさせたところで細糸でも向きを変えられるレベルに弱った為、手前へ寄せます。波の力を借りて一つ目のスリットを交わす。この時岩肌にリーダーが擦れないようにロッドは高く持ち上げています。無事超えたところで第二スリットも一気に交わす。無事ネットインでキャッチとなりました。
今シーズン初のライトゲームヒラスズキ確保となりました。最終釣果はアジは35センチ頭に7本とヒラスズキでした。
そして翌々日も似たようなポイントへエントリーしたのですが、尺アジが一つのみで終わりました。この回遊アジはどのタイミングでどこへ接岸するのかを読む釣りで、アジが回ってこないと始まりません。それをいかに当てるかは釣れることは当たり前ですが、釣れないという事象も大切で、消去法でポイントを絞っていったりしています。
また、今回Smithさんよりアジングワームの最終プロトを使用しました。アクション後のステイでテールが潮に馴染んでくれるので、長めに誘ってステイで食わせるって感じが良いように感じました。
Rod | Smith:ベイライナーAJ |
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Reel | Daiwa:21ルビアスエアリティ2004ch |
Line | Rapala:Rapinova-x multi-game 03 |
Jighead | Jazz:尺ヘッド typeR |
Worm | Smith:アジエース最終プロト |