難易度高いカツオキャスティングをウェイビーSで攻略！

6月に入り水温が上昇し、各地でカツオやマグロ類の釣果を聞くようになってきました。と言うことで先日はカツオキャスティングゲームを楽しんできました。

三重県沖のマグロ、カツオキャスティングゲームですが、基本的には大きく2つに分かれます。一つはナブラの追っかけです。鳥山を見つけたり飛沫を目視で確認して追いかける釣りです。もう一つは浮魚礁の釣り、いわゆるパヤオでの釣りです。何もない沖に人工物が一つあるだけで様々な魚がそこに居付きます。今回は浮魚礁周りでのキャスティングゲームを行ってきました。

ポイントに到着するとカツオ漁師の方々は大漁されています。漁師たちは餌（イワシ）を撒いてカツオを寄せるのですが、このイワシに着いたカツオは難易度が高いです。案の定、色々とプラグを投げても見切られてヒットまで至りません。そこでSLJのリグでやってみたらどうかとメタルフォーカスの40gにSLJ仕様のアシストを付けて狙ってみます。コレまたアクションでは食わないのでフォールならどうか？とキャストからフリーで落としていくとラインが走ります！しかしフックオフ。よく見ると針が伸ばされています。流石にカツオにはフックが弱すぎたと反省して、フックを強化して再度入れてみます。するとラインがピタリと止まってフッキング。走り回る魚をいなして上げてくるとよく肥えたカツオゲットとなりました。

SLJ仕様のメタルフォーカスでもっと釣ろうと思ったのですが、この直後にパターンが変わったのか釣れなくなってしまいました。そこでもう一度プラグを試してみることにします。まずはチェリーブラッドll90s これが大本命だと持ってきたプラグだったのですが、沢山のチェイスがあるもののやはり見切られます。次にサーディンラン13f ややボリュームがありますが、誘い出しでどうかな？と。これにも無反応です。ではサージャーは？早巻きで見切られないように誘うとチェイス！しかしターン。。もうほとんど手は尽くしたかと思った時、ふと目についたのが、前夜何気なくタックルボックスに入れたウェイビーS85。小場所のシーバスなどによく使うルアーですがカツオにはどうかな？と。まず飛距離が心配でしたがなんとか射程距離まで届きそうです。着水後、ブルッとウォブリングさせた瞬間になんとヒット！まさかのウェイビーSでのゲットです。コレはたまたまなのか？それともパターンなのかと引き続き使ってみるとなんと連続ヒット！ここから怒涛のウェイビー劇場が始まりました。同船者がほとんど釣れていない中でカツオにキメジ、メバチと連発モードに入りました。

釣れる中で見えてきたのはエラーアクションの有効性でした。ウェイビーSは早巻き対応のミノーですが、カツオを誘うほどの速さでリトリーブするとエラーアクションを起こして水面から飛び出します。このエラーがたまに起こるとどうやらスイッチが入るみたいで、エラーをするかしないかの瀬戸際のリトリーブスピードを保つことがこのウェイビーSでのカツオ攻略に効いたと思いました。

キャスティングゲームはパターンにハマると連発できます。これを見つけるまでが難しくて本当に面白いですよね！

Rod	Smith OLP-S70ML/C4
Reel	Shimano ストラディックSW4000xg
Line	ygk upgrade pe 1.5号
Lure	Smith メタルフォーカス40g、ウェイビーS85

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