それではその一連の動作。
キャスト→糸フケ回収→トゥイッチ(2~3回)→ステイ(3~5秒)→トゥイッチした分の糸フケ回収(リール1回転)→トゥイッチの繰り返し。
トゥイッチはリアクションで口を使わせる目的も含むので、なるべく小刻みに。移動距離を抑える為、軽めの入力で行います。大事なのはこの後で、トゥイッチ直後のステイです。大体の場合、アクションを止めて2秒以内にバイトが出ます。張らず緩めずのテンションでアタリが出たらすぐに合わせられる準備をしておきます。メバルは目が良いとされているので、ルアーを意識をさせる為に3秒~5秒しっかり見せます。ここで注意したいのが波の動きです。寄せる波はリーリングやさびいて微調整し、引き波の時はロッドを送って対応します。送らずにいるとルアーだけがその位置に残り、不自然な動きをしてしまいます。水とルアーの位置を出来るだけ変えないようにすることで、止まったルアーに対して違和感なくバイトさせる事ができます。これは流れのある場所でも有効で、水道などでドリフト的に使う時も同じです。自然に水に乗せるイメージで留めます。あくまで自然に見せる事で取れなかったバイトも取れるようになるかも知れません。意識的にストップとステイを使い分ける事で、さらに引き出しが増えるのではないかと思います。
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