そんな干潟シーバスですが、基本的にはシャロー攻略になります。満潮時には水深が2〜3mは確実にあっても、潮位が下がるにつれ1m前後のエリアが増えます。最干になれば数十cmの河口。そのため釣りを出来る時間も、本当に限られます。
大潮ともなれば見る見る水位は下がり、あっと言う間に釣りが出来なくなります。鹿児島の河川の特徴でもあります。水深がなくなれば、当然ですがシーバスもその辺りには居れませんから。ならば・・・と沖を目指す訳です。
目一杯沖へ行けば、当然ではありますがブレイクがきっちりと出来ています。ただ、場所によって明確であったり、不鮮明であったり。広い中からも、少しでも水深があり、明確なブレイクが出来ている場所を探し出す事が、釣果へ繋がる一歩です。
ただし、それに夢中になりすぎると、潮位が上がって帰れなくなってしまう危険性があります。干潟の釣りの怖い所ですね。常に周囲に気を配り、潮位変化には気を付けておく必要があります。
もちろん、その場所での潮位だけではなく、そこまで歩いてきた道中の地形もしっかりと頭に入れておく必要があります。必ず深くなる場所が存在し、そこを渡らなければ沖へと辿り着けませんので、渡れる潮位を確実に把握しておきましょう。
そういった注意をしっかりとするためにも、1人での釣行は絶対に避け、複数で注意しあった釣行をして下さい。ぬかるんで足が嵌まる事も多々あるので、細心の注意を行っての釣行が必要ですね。
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