入ったポイントは一応風裏ではあるのですが、着いてみるとそれでも巻き込んだ風の影響があります。peライン を使用する私としては風は大敵です。エステルという選択肢もありますが、40オーバーの回遊がある海域ではやはり強度的にpeラインは外せません。そこでスラッグを出さないためにもキャストはライナー。直後にロッドを下げてラインを水中に沈めてしまいます。すると下げたロッドティップがカツンと。合わせると強烈なランが始まりました。3回ほどのツッコミに耐えて上がってきたのは、40はいっただろうというサイズです。
回遊を狙うアジングは、とにかく地合いが短かったりよく当たるなどの特徴があります。しかし今回はそこまで当たることもなくて魚が少ないイメージです。ただそんな中でも得られるアタリを掛けると、とにかくどれもファーストランが強い。どうやら大きいサイズの群らしく、最低でも35はある感じです。
そんな中、細かく丁寧に探っていると、違和感程度の小さなアタリがありました。これを掛けるとなんとも言えない重量感。しばらくは暴れませんがデカイと確信。ゆっくりとやり取りしていると遂に走り出しました。デカアジ特有の一直線に潜るダッシュで20mは走られました。無理をせず、かつプレッシャーを与えて寄せてくると50いった!?サイズが登場しました。ドキドキしながら計測をすると、47cm止まりでした。それでもやっぱりショアからこのサイズが出るのが今年の恐ろしいところです。
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