湯村 武広

宮崎県在住。宮崎県を中心としたショア&オフショアゲームに精通するアングラー。

ブログ : CRAZY BEAT



- チヌペンTラバでトップチヌ -


6月の初旬、近くの干潟にチヌ狙いでエントリー。
ここでは、キチヌ・クロダイの2種とも狙えます。釣り方はトップ・ミノーやバイブレーション・ワームといろんなルアーで狙うことができます。
今回はその中でも、自分的には最も好みであるトップウォータープラグを使用してやってみました。

使用するルアーはチヌペンTラバ。
ロッドはベイライナーシリーズのBL−702ML/MKをチョイス。
元々は、メッキやカマスをターゲットとしたロッドですが、チヌペンクラスのウェイト(7,8g)をキャストするのにちょうど良いし、トップを細かくアクションさせる際にも柔らかすぎず適度のハリがあり操作性も良好。また、魚が掛かれば素直に曲がってくれるのでバラシも少ないロッドです。
メインラインはPEの0,6号にリーダーが12~16lbのナイロンの組み合わせ。
これが、チヌペン使用時の僕のメインタックルです。


次にチヌペンTラバの操作方法を。
キャスト後、ロッドティップを弾きながらリトリーブしアクションさせるのが基本なんですが、スピードの強弱、ステイを入れるかどうかはその日の状況を見ながら判断していきます。
凄く早目の強いアクションに反応することもあれば、逆にステイさせた一瞬にしかバイトしてこないこともあります。
この見極めが嵌ると連続ヒットも。
ちなみに僕は以下の順序で試します。

ロッドティップを鋭く強く弾く、早目のリーリング。
         ↓
ロッドティップを鋭く強く弾き、リリーングはスピードダウン。
         ↓
ロッドティップを軽く弾き、早目のリーリング。
         ↓
ロッドティップを軽く弾き、リーリングはスピードダウン。

ロッドティップを鋭く弾いてリーリングすれば、チヌペンは頭の前に水を押しアピール度は増します。
また軽く弾きながらリーリングすると水面を滑るような首振りアクションでソフトなアピールを演出できます。

だいたいこの弾きの強弱にリーリングスピードの調整を加えながらその時々のパターンを探し出します。


後は活性以外に、捕食の上手い下手。この個体差があるように感じています。
ルアーに激しくバイトして一発でフッキングしてくるチヌもいるのですが、何度も何度もバイトのみでルアーを咥え込めないチヌもいるよう。
こんなチヌにこそTラバの出番です。

通常のルアーならステイさせると見切るチヌが多くなります。ところがこのTラバはステイさせてもバイトしてくる可能性が非常に高いのです。
何故ならば、長い2本のラバースカートが止めても水流や潮の流れでユラユラと揺れているからです。アクションからステイに入った瞬間、つまり止めることで泳いでいた水平姿勢から垂直方向にルアーが動いた瞬間ラバースカートがユラッと立て方向のアピールをしてくれるところもバイト誘発のキモですね。
チヌはこのラバーのユラユラ・ヒラヒラにはとても弱いようです。





今年、チヌペンTラバには4色の新色が発売となりました。
画像のキビレはその中の一色、ロッキンブラックUでヒットしたものです。
ボディがホロ系のキラメキ反射が良いか、クリアー系の乱反射が良いか、これも状況によって変わることがあります。



ここ九州でのトップチヌの盛期はまだまだこれから先10月まではOK。
ぜひフィールドでTラバの威力をご確認ください。
自信を持ってオススメできるプラグです。



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