黒田 響

スミスフィールドスタッフ

ブログ:クロヒビのFishing life!!



《 ランガンで広く探って秋チヌ連続ヒット! 》


 9月も後半戦に入り、8月の灼熱があっという間に過ぎたと感じる秋めいた気温になってきた九州です。6〜10月は地元、北九州の河川でチニングが楽しめるので休日を使って釣りに行ってきました!

 6月はチヌシーズン開幕、7月〜8月は夏バテ気味のコンディションで上流の水温が低いいエリア、9〜10月は涼しくなった水温で広く散ったチヌをランガンでテンポ良く、と意識してチニングをしております。


 今回は満潮からの下げ始めるタイミングまでにエリアを絞りたいので河川全域をチェックします。まずは汽水域の最上流から下る形でスタート。上流には8月程の魚影ではないですが、チヌが何本か入ってきている様子です。早速、ARリグに黒鯛大将のセッティングでアプローチ。流れに対してアップクロスでボトムを感じながら転がしていくイメージでズル引きしているとゴゴッと明確なバイト!スイープに力強くフッキングも出来て手応えもある!コンディションも良く、かなり引きましたが幸先よく1本目をキャッチ!先程のやり取りで場荒れしたので、入り直す事にしました。



 次は少し下流に移動して時間も下げ潮が効く手前です。ここでもテンポ良く扇状に遠投してズル引きも少し早めのリトリーブ。底質が砂地に感じたらルアーを回収して岩場に付く活性の高いチヌがいる事を期待してキャスト。このポイントは足場も悪くないのでドンドン足で稼ぎます。

 しかし実績のあるポイントで反応が無く、気付けば駐車した場所まで帰り道がつらくなる位まで歩いてしまいました(笑)仕方なく帰り道は地形がゴツゴツと根があるポイントを要所だけ打って最後のスポットでククンッと細かいバイト!ハゼかフグかなと思いつつアワセてみると、それとは違う重量感でチヌがヒット!ここの地形は牡蠣殻の様な鋭い岩場が続く筋でラインを切られないようにファイトしてなんとかキャッチ出来ました。



 実はこれまで専用外のタックルを流用してチニングをしておりましたが、今シーズンからチニング設計のロッド、DB−JY78ダンシングブリーム柔を使っております。ナイトゲームに欠かせないARリグを操作するキャスト〜調子〜フッキングからファイトに至るまで凄く使いやすいです。言葉にするのが難しいのですが、エギングロッドとメバリングロッドの中間のような、確かな感度でいて、しっかりとパワーがある、かといって投げるルアーは5〜8gを気持ちよくキャスト出来る、まさにボトムゲームに最適な1本です。実際にこれまでと比べるとバラシが減ってキャッチ数が増えている事を保存されている釣果写真で実感がありました(笑)


 これから秋に入りますがまだ日がある時間は残暑ある気温です。夜は涼しく快適に、そして手軽な軽装で楽しめるチニングを楽しんでみてはいかがでしょうか?


● 使用タックル

ロッド DB−JY78 DANCING BREAM 柔
リール スピニング2500番
ライン PE0.8号
リーダー フロロ2号
ジグヘッド AR−Rig
ワーム アマジャコ
オーシャンパフォーマー黒鯛大将2.8インチ



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