黒田 響

スミスフィールドスタッフ

ブログ:クロヒビのFishing life!!



《 CB70PENで沖に浮いたメバルを直撃! 》


 全国的にも連日の様に雪が降っているみたいですが九州もやっと雪が降りました。これまでは手がかじかむ思いはさほどありませんでしたが、今では1時間もすれば手はカチンコチンです(笑)今回の釣行は関門エリア。大潮周りで天候も良く、久しぶりにストレスの無い展開になりました。


 この日は満潮が23時で満潮前の潮が動く時間帯に絞って短時間勝負です。この時期特有の北風も吹く事無く、まさに絶好の釣り日和。人気フィールドはどこも満員状態です。しかしアングラーに話を聞くとポツポツと釣れているとの情報。いつも回るポイントで人の居ない場所を見つけて早速釣り開始です。


 潮流もすっ飛ぶ様な速さではなく、緩やかに立ち位置に対して左から右に流れています。まずが岸壁の足元に出来る明暗をメバペンで探ります。チュパッと可愛いサイズが当たってきますが乗るに至りません。次にレンジを落としてガンシップFにシフト。アクションはメバペンと同様にストップ&ゴーで止めた時のバイトに集中します。いつもなら釣れてくれてもおかしくないのですが反応がありません。

 と言うのもこの日は大型船が係留されており、船内作業の為か海面に強いライトが沖目に強く照らさせていました。もしかするといつも居ついているポジションでは無くライトにつられて沖に浮いているのでは?すかさずメバペンマグナムに変えて遠投を図ります。毎度コースを変えて引いてきますがノーバイト。そこで少しボリュームを落としてCB70PENにルアーチェンジ。カラーは視認性も踏まえてパールチャートをセレクト。これが功を奏し連続ヒット!

 CB70PENはスミスの小型プラグの中でも立ち浮姿勢に設定されており、その反動でリトリーブした時の水押しが大きい事が特徴です。それでいながら食わせの能力も強いのでマグナムの後のフォローで使う場面が多いです。

 キャスト後に沖にうっすらと黄色く浮かぶルアーがパシャッというバイトから暗闇に消えたと思ったらフッキング!ランカーではないもののまずまずなサイズに加えトップで釣った事が何より嬉しいです!



 しばらくトップで釣っていれば流石にスレてきたのでジグヘッドタケちゃんにメバピンピンのセットでボトム付近を探ります。シモリが幾つか点在しており、その上っ面をエサが落ちてきたイメージでアクションさせているとグンッとこれまでにない重量感!これはランカーかもしれないと慎重にやり取りします。最後まで竿が引き込まれます。

 ドキドキしながら水面を覗くと思わせぶりなグッドサイズなカサゴでした(笑)良いオチもついた所で納竿となりました(笑)





 これからのメバルは産卵シーズンに突入し、食い渋る個体もいればエサを追い回す個体と実に様々なパターンがあるかと思われます。どんなパターンにせよ重要になってくるのがタイミング。この見極めが釣果を大きく左右するメバリングゲームを寒さに負けず楽しんでみて下さい!



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