朝5時、磯に降りると西から東への良い上り潮がつけています。この時、海上保安庁HPの「海洋速報・海流推測図」では、足摺沖の黒潮流軸は約25マイルの距離。経験的にギリギリ西から東への安定した上り潮が流れてくれる距離です。
釣りが成立しやすい安定した流れは20マイル以内がベストです。また離岸距離が30マイルを超えれば、一気に不安定になり、東から西への下り潮の頻度が多くなるため、なかなか魚からの反応を得ることが難しくなります。最近は種子島付近を流れる黒潮の流量が多くなったそうで、高知県沖の黒潮は以前に比べると離接岸が激しく、なかなか安定してくれません。
それを考えれば、この日はベストな状況とも言えるでしょう。早速釣り開始。ただ、MDさんの前情報では、釣れ出すのは6時半前後から。久々なので勘を取り戻すため、最初はルアーの動きや動かし方をチェックしながら肩を慣らします。
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