黒田 響

スミスフィールドスタッフ

ブログ:クロヒビのFishing life!!



《 ARリグで秋チヌ攻略! 》


 台風が通過するにつれ気温が下がり涼しくなってきた九州ですが、日中はかなり熱く夜間とは気温差が大きいので風邪をこじらせてしまった私です(笑)しかし水の中は秋めいてきました。青物だったり秋イカが各地域で好調なようです。今回は地元である北九州をメインにチヌゲームに繰り出しました!


 10月3日大潮で干潮17時にエントリーして上げ潮で登ってくるチヌを狙います。タックルはメバルロッド7.3ftチューブラーにスピニング2500番、道糸PE0.3号にハリス1.5号です。かなりライトに見えますが扱うルアーウェイトが5〜7gなので操作するにはストレスなく釣りが出来ます。魚を掛けてからも無理せずファイトすればキャッチ出来ます。

 いきなりですが今回活躍したルアーがジグヘッドのARリグにトレーラーがオーシャンパフォーマーシリーズでした!


ワームは黒鯛大将と根魚大将

ARリグとのセッティング


 汽水域の河川、比較的上流から釣り下る形でランガンしていきます。ナイトゲームでもあるので広いエリアから釣れるエリアを絞り込みたいところです。ARリグの最大の特徴であるソフトリップの恩恵で根掛かりが圧倒的に少ない、リップが水を掴んでジグヘッドがロールする、この2点が最も重要であり釣果に直結してくれました。


強い引きを見せた綺麗な魚だった

友人にもヒット!ドリフトが効いた


 デイでチヌがいるポイントも把握出来たのもあって自信を持ってアプローチ。そのポイントは橋脚によって形成された瀬があって底質もハードボトム、近くにはブレイクラインもあって魚道と成り得る1級ポイントです。遠投して長い距離を誘います。ここでARリグのスナッグレス性能が生きてきます。大事なのは「根掛からない事」より「しっかりボトムを叩けているか」と言うことです。ジグがボトムノックする事で「音」が発生します。「ゴツゴツッ」とボトムを感じながらリトリーブ出来ることで魚が居る所に投げるだけでなく「魚を寄せる」事が出来ます。

 さらにここからはARリグにしか出来ない武器であるリップによるロールアクションです。ロールすることによってワームに躍動感を与えるだけでなく、ワームのカラー選択も曖昧だったものが明確になってくると思います。




色を変えた途端ヒットしてきた
 例えば少しアピール力が欲しいなと感じたらツートンカラーのワームをセットします。そうすることで明滅が再現できて「音」「ロールアクション」「明滅」とARリグの持てる最大のアピール力が引き出せます。このセッティングはジグではなくハードプラグさながらのアピールですが食わせのワームなのでチヌが思わず口を使ってしまいます。

 逆にアピールを少しづつ下げていくのなら大きい順にツートン+ラメ、ツートンのみ、カラー1色+ラメ、カラー1色のみ、クリア系と言った感じになるでしょうか?さらに街頭の色や月の光量などでもカラー選択が変わってくるので、「ただボトムを引いて釣れた」ではなくアクション、カラーを選んで釣った方がすごい達成感が味わえます!「食わせた!」と言う感覚が強くメバルタックルなのでファイトもスリリングでキャッチした時は格別です!私もその魅力に取りつかれた一人です (笑)


 チヌといえば夏と言うイメージが強いですがまだまだ楽しめます。意外とこんな近くの河川にいたの!?と思える位気軽に楽しめてゲーム性も高いです。これから秋のナイトゲームは気温も涼しく快適で釣りをしてるだけで気持ちいいですし、釣れたらもっと楽しいです!あなたもいつの間にかこの釣りの虜になっているかもしれません(笑)



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