遠州灘には数年前からワラサがサーフに回遊するようになったが、ここ数年はめっきり数が少なくなった。しかしサイズは年々大きくなり、10kg近いブリクラスも混じるようになってきた。特に今年は渥美半島先端の伊良湖岬で、夏の終わりからオフショアでブリのナブラが報告され、遠州灘サーフへの青物の接岸を今か今かと待ち構えていた。
そして10月中旬。まずは伊良湖岬からその便りが届いた。それも外洋側でなく、半島を回り込んだ湾内側からだった。西の浜と呼ばれるサーフからトップの誘い出しによるもので、にわかに先端地区が熱気に包まれた。その後港湾部からもバイブレーションによる釣果も届き、私もいよいよ仕事前の朝活モードに入っていった。
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