サラリーマンアングラー釣行記(その1047)
栃木県H川 2024.3.4

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

今回は、渓流解禁仕立てなのに釣り人がいない放流河川のH川に行って来ました。
解禁日も覗きに行ったのですが、強風で全然釣れていない情報でしたので、放流ものが少しは釣れるかな?と、思って出掛けたのです。
釣れていない情報でしたので、不安でしたがダメもとでチャレンジしました。

案の定、釣り人は2人しか見えなく、河川移動も視野に入れてタックルをセットしました。
厳しい中での釣りですので、絶対的に自信をもって攻めることのできる信頼のルアー・Dコンパクトを使いました。
そして、ロッドは、使い勝手の良くマグネットキーパーがあるので、移動でもコンスタントに出来て扱うことの出来るリアルフレックスのTRF-49です。
TRF-49は、キャスティングも楽で、トゥイッチ、シェイクなどルアーの演出も容易に分かるティップの感覚でストレスなく釣りが出来ます。
そんなロッドですので、D-コンパクトのコントロールは容易に出来ました。

情報通り、スタートして全く反応がない時間が過ぎました。
しばらく釣り上がり、ようやく流れの中に魚影を見つけることが出来ました。
アプローチを慎重にしてキャストをし、着水後トゥイッチを入れると、魚影が動いてロッドに明確なアタリがあって、ファーストヒットでした。
放流されたヤマメですが、釣れない情報からのヒットでしたので嬉しかったです。

連続ヒットとは行きませんでしたが、反応があるようになりました。
カラーを換えながら、浅いポイント、流れのあるポイント、石うらなど様々なポイントにキャストを続けました。
ただ、放流物ですので、リトリーブのスピードに注意をしてアクションを繰り返すと、ヒットがあるようになり一安心でした。

数匹をヒットさせて、放流ポイントでない上流までくると、アタリも無くなり諦めかけたキャスト後に、大きなアタリがロッドに伝わりました。
リールのドラグを緩めていたので、巻いても巻いても寄ってきません。
ドラグを調整して巻き始めると、ロッドが大きく曲がって暴れる魚信が伝わって来ました。
顔を出してきたのは、まずまずのレインボートラウトに驚き、慎重なやり取りの後にネットに収めることが出来ましたが、ネットより大きなレインボートラウトでしたので、取り込みが大変でした。
放流物とは言えども、レッドバンドがクッキリと出た綺麗な魚体でした。

終わりよければすべてよし・・・の言葉通りですが、D-コンパクト、TRF-49のすばらしさを痛感して終了しました。
そして、ちょっぴり春のおすそ分けをもらった釣行でした。

RodTROUTIN‘SPIN  REALFLEX TRF-49
ReelD社
LinePE+4.0Lb
LureD-コンパクト