■ ありがとうございました!

このサイトでご紹介しました通り、
去る11月11日(日)に霞ヶ浦の土浦新港に於いて、 第33回霞ヶ浦クリーン大作戦「53 Pick Up!・秋の陣」が開催されました。

秋晴れの下、221名の皆さんにご参加戴き、
霞ヶ浦湖岸より1990kgのゴミを回収し、
適正に処理され、無事に終了することができました。
ご支援、並びにご協力、誠にありがとうございました。

 

当日、清掃活動が終了した後には、
霞ヶ浦の豆知識を増やす霞ヶ浦○×クイズや、
スタンプラリーでサツマイモをゲットするミッション芋欲っしブル、
なんでもフリーマーケット、ルアー絵がきコーナー、
釣り釣りゲーム、大抽選会など、
参加者の皆さんに楽しんで貰う催しを行いました。

 

 

 

それは参加者の皆さんから、
ゴミの処理費用として参加費を徴収していることもあります。
大人千円、中高生五百円、小学生百円、幼児無料、
これが霞ヶ浦の「53 Pick Up!」への参加費です。

今回は221名(幼児4名含む)の参加でしたから、
197名の皆さんから、ゴミの処理費を頂戴したことになります。
大人173名、中高生4名、小学生20名で、
177000円が参加費として集まりました。

子どもからも参加費を徴収するのは、
ゴミの処理費用には莫大なお金がかかることを知って貰い、
ゴミを捨てない大人に育って欲しいからです。

各地でボランティア団体が清掃活動をしていますが、
ゴミの処理費は行政任せです。
ところが、霞ヶ浦の「53 Pick Up!」だけは、
ゴミ処理を業者にお願いする自腹精算なのです。
自助自立、このことをしっかりとご理解ください。

 

で、集まった参加費の中から、
当日配布する飲み物や軽食、
そして傷害保険料を差し引いた金額が、
ゴミ処理費用として使用されます。

 

今回、拾い集めたゴミの量が1990kgで、
ゴミの処理費用は179100円となりました。
大幅な赤字です。
その分をご支援いただいた皆様からのご協賛で賄います。

『清掃活動なんだからゴミ拾いだけすればいいじゃないか!』
と言うご意見もございましょうが、
ゴミ拾いだけに集まり、ゴミ拾いが終わると解散・・・
と言うのでは長続きがしないと思うのですね。
また、次の世代に繋げる・・・と言うことを考えると、
子どもたちが楽しめることはとても重要だと思うのです。

楽しみながら環境保全活動・・・
これがNPO水辺基盤協会のモットーです。
それは、バスアングラーから生まれたゴミ拾い、
清掃活動だからです。

 

また、今回は(社)日本釣用品工業会様に共催者となって戴き、
霞ヶ浦での水中清掃活動を行いました。
水中清掃は、11月8日より行われており、
(株)ラクスマリーナの湖岸線、
土浦市大岩田から阿見町青宿にかけての湖岸線、
そして、11日には土浦新港で行われました。
この模様は(社)日本釣用品工業会様のサイトを
ご覧になってください。

霞ヶ浦の「53 Pick Up!」を通じて、
今までに土浦市、北茨城市、潮来市、阿見町の四つの市町村に、
東日本大震災の義援金をお渡しすることができました。
霞ヶ浦周辺も、大震災からの復興はまだ遠い道のりですが、
今後も釣り人として出来ることを粛々と続けて行こうと思います。

 

(株)スミス様を始めといたしまして、
「53 Pick Up!」にご協力戴いた皆々様に、
心より御礼申し上げます。

最後になりましたが、
イベントでの収益金139464円は、
東日本大震災の義援金として、
天田阿見町長にお渡ししたことをご報告申し上げます。

 

●清掃活動データ
● 日 時 :2012年11月11日(日) 午前9時より午後3時まで
●開催場所:霞ヶ浦 土浦新港
●参 加 者:大人173名、中高生4名、小学生20名、幼児4名、計221名
●ゴミの量:1990kg
● 主 催 :NPO法人 水辺基盤協会
● 共 催 :社団法人 日本釣用品工業会