それは2006年頃の霞ヶ浦戦でのこと。
私はブレイクに浮いているバスをスモラバで狙っていました。
その際、トレーラーにチャンク型のワームをセットしていたのですが、
ワームのサイズがひと回り大きくキャストのフィーリングも合わない。
だからと言って、他にしっくりくる最適なトレーラーも見当たらなかった。
そこで後日、欲しい形のワームを求めて開発をスタートしたのです。
しかし当初思っていた様に簡単には行きませんでした。
小さくするとスモラバのラバーが干渉し、思うような動きが出ないのです。
テールの形状、アームの形状、何度も何度も図面を引き直し試行錯誤。
開発当時の設計図
強いアピール力を伴ったチャンクテールの波打つ動き、 そして細かい誘いをかけるピンテールの微細な動き。 バスのコンディションに幅広く対応できる、2段階の誘いを実現。
バタバタと大きく水を押すアームを後方に位置させ、キャスタビリティーを向上。
背面にはエコタックル認定商品を表す「Fマーク」の刻印
このワームをセレクトするのは、エビ系をメインベイトとしている時期や場所です。
水質よりは底質、つまりゴロタ・石積み系、消波ブロック、ハードボトム、
もしくはアシのようなエビ系が多く生息していそうなポイントで使用します。
最も使う定番カラーは♯07グリーンパンプキンです。
理由は、ボトムと同系色だから。クリアウォーター、マッディウォーター、
どの水系でもほぼ同じ色なので、これを多用します。
もし、グリーンパンプキンで反応が悪ければ、同系色にラメが入ったカラー、
例えば、♯03ダークシナモンブルーフレークなどにチェンジするのも手です。
ウィードの場合は、♯04ウォーターメロンペッパーに変えることもあります。
頻度の少ないのは強いカラーです。
年に数回。よっぽど濁りが強いときに選びます。
しかし、濁ったときは水が良い場所を探すことが釣果に結びつきますので、
ボトムと同系色を選ぶことを基本にしています。
02
ブラック/
レッドフレーク
03
ダークシナモン/
ブルー&ブラックフレーク
04
ウォーターメロン
ペッパー
05
ライトシナモン/
グリーンフレーク
07
グリーンパンプキン
ペッパー
08
コーク
12
グリパン/
ブルーフレーク
13
エビミソ
51
パンプキンウィニー
52
グリパン/
チャート
53
レッドクロー
カラー/全11色 サイズ/2.8インチ
1パック8本入 ¥600+税