その後、ストリーマーをあれやこれや、あらゆるコースを通し続けること4時間。その間ボイル目がけてキャストしたストリーマーに、生命反応を感じたのが1回のみで、手の内を出し尽くし途方に暮れていると、目の前僅か5m程の水面でブラウンがボイルした。
水中にはワカサギ・本マスの稚魚等のベイトフィッシュが多数泳いでいる、こいつらをターゲットにしているのは間違いない。サイズか?マテリアルか?カラーか?リトリーブか?等々考えながら観察していると、水深1m程のブレイクラインを回遊して来るブラウンを発見! すぐにストリーマーを進行方向に落としたが全く無視・・・・、回遊してくるたびに、セミ・テレストリアル・モンカゲと投げるが、時折興味を示すが、捕食までに至らない。
ゆっくりと回遊するブラウンを、更にゆっくりと、時折見失いながら観察していると、水中で鋭い反応で、何かを捕食している。
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