櫻井 あゆみ

トラウトフィッシングを始め、アウトドア全般を嗜好。


《 これがマッチザミノーってやつなのかな・・・? 》


こんにちはアウトドア人間の櫻井です。
京都に帰ってきて3年目、そろそろ京都の渓流も行ってみたいなぁ、と思っていたら所に案内してあげると優しい人が現れ、解禁日に釣りに出かけたので、ご報告です。

今回釣りに行ったのは京都市の北部にある賀茂川(市内を流れる有名な鴨川の上流部)と京都〜大原三千院♪の歌でお馴染みの大原エリアを流れる高野川。アマゴを狙いにやってきました。午後は漁協の発眼卵放流に参加するので、午前中のみの勝負です!


まずは朝一で高野川へ、到着した場所は大きな堰堤が三段もあり、完璧な魚止め堰堤。どこかの段には居るよ〜と各々タックルを準備してポイントに入り手前から探っていきます。が!誰の竿にもウンともスンとも。ピリリともしません。おかしい。この日の最高気温は20度の予想。暖かいなか、のんびりと釣りだなと思っていたのに、川に吹き込む風の為か、釣れないためか、寒い!雪がない渓流でも日が昇らないと活性が悪いのかな・・・?ここで皆の心が折れたので移動!


続いてやってきたのは賀茂川。こちらは解禁日らしく人がいっぱい!あら、これは釣る場所がないのでは?と思うほどの人気。それでも人の隙間をぬって、信頼のバック&フォースを手にポイントを探り歩きます。水温の低い時期はダウンキャストが基本で、流れのタマリ場を見つけてはヒラヒラときらめかせます。アマゴはヤマメと似た性質で、寒いときはタマリに、暑くなってくると瀬に入ります。なので、この時期は流れがとろんとしたタマリを狙います。が、人が多い為が、全然あたりません。一緒に釣り歩いていた子供に「ルアー釣れないね〜」と言われる始末!!


それでも、めげずに釣り歩いていくと、なんともルアーで狙いやすそうな場所が!まずはダウンクロスで壁際に落としてゆっくりとリーリング。するとルアーに寄ってくる魚影が!ついに!と思ったら、引き返します。バイトを狙って数回キャスとしますが、食いつきまではいきません。何回もキャストする割には何回もルアーに近寄ってくるアマゴ。こうゆう食に貪欲なところはイワナに似ている気がします。とはいえ、そんなアマゴでも、何回もキャストすると最後には見向きもしなくなる物で・・・。川幅が5mぐらいだったので、もうチョットで食い付くってところで浅くなっていたのが敗因か、それとも多くのルアーマンがスプーンを使っているせいでしょうか。でも、この魚は食い気があるとみて、ここでルアーをジェイドMD-SPにチェンジ&長い距離を泳がせることが出来そうな上流に移動します。

最初が肝心!と心を落ち着かせ、ダウンキャスト。巻きスピードは早すぎず遅すぎず、でもジェイドがウォブリングする早さで、ロッドはルアーが中層を泳ぐ高さに調整。すると、この日初めてのアタリがピリリとロッドに伝わり、20cmほどのアマゴを手にしました。それを見ていた子供「ルアー釣れるんだね〜」と。ふふふ、釣れるのだよ、キッズ!

気をよくした私、また同じようにキャストすると二匹目のドジョウならぬ、2匹目のアマゴ!いや、これ釣れるな!!と3匹目を狙いますが、そこまで上手くはいきませんでした。


とここで、午前が終わり、釣り終了。地元の子供が網で小魚を捕っていたので、見せてもらうと。私、ニヤニヤしちゃいました、だって、選んだジェイドのカラーもサイズもぴったりだったのです。これぞ、『マッチザミノー!』ってね。
釣れた数は少なかったですが、学ぶことが多かった釣行となりました。


午後は賀茂川漁協組合のアマゴの発眼卵放流に参加し、組合員の方々のアマゴに対する優しくも熱い想いを聞きながら稚魚を放流。いや〜、ちっちゃくて可愛いですね。これが大きくなってヒレの綺麗なアマゴになるかと思うと楽しみで待ちきれない! また釣りに行こ〜っと。


■釣り場

京都府京都市賀茂川&高野川 日釣券(賀茂川漁協):2,500円 年券:5,000円


■使用タックル

ロッド IBXX-56MT
リール DAIWA セオリー2004
ライン YAMATOYO ナイロンブラスト4lb
ルアー ジェイドMD-SP バック&フォース4g  D-コンタクト



[ 戻る ]