寺内 卓也

長野県茅野市在住。

釣りを始めたきっかけは小学時代叔父さんが野反湖へ釣りに連れて行ってくれた事から釣りを始める。

本業はフローリスト


『遡上の遅れ』


毎年恒例の遡上タイプのアマゴ。
地元では諏訪湖から遡上する事から諏訪鱒と呼んでいます。
毎年5月の終わりから6月辺りの雨後の増水時は当たり前のように釣れ始めるのだが、今年は増水はあるものの、全くっていいくらい遡上せずに7月に入ってしまいました。


1日からいい雨が降り翌日から期待の出来る増水だった。
翌日の朝はやはりアングラーも多い。
地元のアングラーの他にも各地からアングラーが集まっていて下流の堰堤は諦めて、更に数カ所上流の魚の止まりそうな堰堤辺りを目指し車を走らせた。
やはりまだあまり釣れてないせいか下流にアングラーが集まり上流は少なく目的のポイントには誰もいなかった。
フレッシュな個体でも一気に遡る個体も居るので期待して着替え早速釣り始めました。


まだうす暗く水量は適度に多くささ濁りで気温も湿度も釣れそうな感じが…
流心は手前で向こう側が少し深場になっている。
そこへインサイトの53を落とし込み少しヒラを打たせながらアップクロスで流心をクロスさせてひいてくるとやはり反応は早い!
数投で流心辺りから銀色の魚体が見えてインサイトに掛かった!
やはりヒキも強い!アマゴのイイ引きを楽しみながらネットイン。
銀色のキレイな魚体、諏訪鱒の34cm。



下流域も釣れたみたいで、明日の朝も期待してこの日は終了です。


翌日も上流狙いで昨日と同じポイントからスタートするも反応は放流物の居着きアマゴ…
まだ水も若干多くもっと上流へ遡ったと思いもう一つ上流の堰堤辺りを探りに移動。
到着すると対岸には地元の仲間が入って居て既に1本採っていました。


期待して少しづつ釣り上がりながら堰堤に向う…今日は棚合わせのにタイプ2で攻めてみると堰堤の手前に大石が数個あるポイントに流れがぶつかっている脇からギランと銀色の魚体チェイスして喰いついてきました。
昨日よりも走るアマゴ!
やはりタメの効くラグレスボロンです。上手く魚を往しながらネットイン!
今回も同じサイズの諏訪鱒!




今年は遡上が遅れた分若干サイズがまぁまぁな感じです。
年々遡上タイプの魚が減ってかなり厳しいですが、地元のフィールドを大切にしたいと毎年思わされます。
今後の増水にも期待したいです。


諏訪東部漁業協同組合
http://suwatobu.on.omisenomikata.jp/


【タックル】

ロッド TLB-53DT
ルアー Dインサイト53 /Dコンタクト50タイプ2
リール カーディナル3オリジナル
ライン Double Cross 0.8/ショックリーダー5lb



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