寺内 卓也

長野県茅野市在住。

釣りを始めたきっかけは小学時代叔父さんが野反湖へ釣りに連れて行ってくれた事から釣りを始める。

本業はフローリスト


『初めての九頭竜川』


サクラマスが釣りたくて今シーズンから九頭竜川へ。
挑戦し始めたのはまだ解禁間もない2月中旬。

長野の諏訪からどうやって福井へ行くかスマホや車のナビを見たりして、松本から安房トンネルを越えて高山市〜大野へ抜けるルートを選択してみました。

何回も通い続けないと釣れないサクラマスかと思い安く通えて最短距離でと思い選択したルート。
距離にすると片道250q以上で今までの釣りで1番遠い道のり。


2/14地元周辺の解禁日前。この日に初めてサクラマスを掛けた日になり、前日仕事終わってすぐに準備をして20時位に諏訪を出発し安房トンネル辺りから雪が舞って来ました。

そこから先はずっと雪で福井までとにかく激しい雪。
雪の影響もあり到着時刻は1時30分頃で5時まで仮眠を...
起きてみると一面雪景色で渓流や本流しか釣りをした事のない自分は絶対厳しい釣りだと思いました。


とりあえずあまり流れのない下流域のトロ場を選択。
まだ雪が降っている状況で徐々に雨交じりに代りはじめてきました。

まだ川の形状やポイントも全くわからない自分は車を駐車した場所から上流へ歩きランガンで釣り下がる事に。
2、3投キャストしながら少しずつ歩く事数100m、渓流でメインに使っているDコンタクト、サクラマスでは85ですが。

水中に倒木がある手前のトロ場、いつも通りに細かくトゥイッチングをしていると何かのチェイス!
サクラマスなのか?と思い何度も同じポイントと通してみましたがそれから全く無反応...
諦め更に1q程釣り下りましたが全く無反応...

時間はそろそろ10時位に。とりあえずチェイスのあったポイントに戻りもう1度通してみました。
数投すると手前でいきなりゴンとアタリが!首を振り一気にローリングを始めた!

テトラ帯なので擦れないようにドラグをギチギチに締めランディングに入るもロッドが長く難しいランディング!
なんとかネットインして初めてのサクラマスをゲットすることが出来ました。



この日から九頭竜川へ通い始めました。
まだロングロッドにも慣れていなくポイントもわからないのでとにかく連休を取り通い続けましたが全く釣れない日が続きました。

ラスト釣行の4月中旬。


4月後半から地元周辺で釣れ始める湖沼型タイプの遡上アマゴや本流のアマゴ。
自分の中ではこちらがメインだ。
なので4月14日、15日と連休を取りこれで釣れても釣れなくても地元周辺も疎かになってしまう為、これで今シーズン最後のサクラマス釣行にしようと思っていました。


前日行こうか迷いましたが14日朝出発して昼過ぎから釣り始め、15日をフルに釣りしようと決めてました。
行く道中大野辺りは桜が満開に、福井はもう桜が散り始め到着し着替えてエンジンを止めようとモニターを見ると、車の温度計は29℃!

とにかく暑くて半袖に着替えてスタート!

先週辺りから雨で増水気味だった水位もかなり落ち始め自分の中では好きな状況ではありました。
先ずはトロ場で軽くランガンで攻めるも反応はナシ...これだけ暑ければ流れに入ってると感じた自分は、様子を見ながら流れのあって他のアングラーが少ないポイントを車で移動していると、二股に分かれ合流ポイントへ差し掛かり様子を見ました。

アングラーも見えないので直ぐに準備をしスタート。


流心は押しが強いので、流して流心のキワをトゥイッチを入れ誘いながら釣り下り、渦になっている反転流の辺りが深場になっていたので、もしかしたらと思い、丁寧に通していくと急に重くなりアワセを入れました。

首を振りながら水面に銀色の魚体が浮いて来た!と思ったらまた水中に走ったりとかなりの暴れっぷりをするサクラマス!
2月中旬に掛けたサクラマスとは全く違うファイトで手前に寄って来てもまだまだ走る!

出来るだけ一定のテンションをかけて手前に寄って来たところでタイミングを計らいランディングネットを背中から外し、キャッチしました。
前回より少しサイズアップで今シーズン2本目をキャッチ!



自分の中での今シーズン九頭竜川釣行が終わりました。

ありがとう九頭竜のサクラマス!
また来年もよろしくお願いします!と思いながら長野へ戻りました。


【タックル】

ロッド TLB-83DT
ルアー D-CONTACT85
リール STRADIC C3000HGM
ライン VARIVASハイグレードPE1.5号ショックリーダー16lb
ネット チェリーネット L



[ 戻る ]