櫻井 あゆみ

トラウトフィッシングを始め、アウトドア全般を嗜好。


《 「ハコスチ」入って鱒 》


こんにちは、アウトドア人間の櫻井です。
昨日は草津温泉に泊まって冷えた体を温めたので、今日は元気いっぱい。のんびりしすぎて朝寝坊&ウダウダして気がつけばお昼前。そんな人にも優しい釣り場に行ってきましたのでご報告です。


今回やってきたのは、無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場 バラギ湖フィッシングエリア、以前に私が働いていた所です。色々知り尽くしているフィッシングエリアになぜやってきたのかと言いますと「ハコスチ」を入れたとの情報を得たためです。
ハコスチとは群馬水産試験場が育てたトラウトで、箱島養鱒センターで育てられたニジマスとスチールヘッドを掛け合わせた遊漁用に作られた、泳力やジャンプ力が強い魚だそうで、“箱島養鱒センター”+“スチールヘッド”で“ハコスチ”。
「すごく走る!!」と噂の真相はいかに!?


まずはボートハウスにて情報を仕入れると、「いや〜今釣れてるよ」とのこと。2時間券を購入して早速ボートハウス前のルアー専用桟橋に入ります。

なるべく距離を出したいのでまずはヘブン7gを選択。キャストしてなるべく沈めて引いてきますしかしアタリがありません。波立っている水面をよく見てみると、ライズがあります。と言うことは表層から中層にいると判断。

今度はルアーが着水してすぐに引き始めます。するとコツ・コツ・ゴンッとルアーをひったくっていきます。上げてみると40cmのレインボートラウト、サイズの割に強い引き、寄せてくると桟橋の下に潜るずる賢さ、やるな!!


表層から中層との予測は的中したので何匹か釣った後、今度はクランクに変えてみます。選んだのは今年新発売させたカミオンDRはぜ(ピンキーヤマメ)!初めて見たときからバラギ湖で釣れそうな色だなぁ〜と思っていたのです。ただし、付属のフックは小さいのでトラウトサイズに交換しての挑戦です。



ライズ付近を狙い着水後、ロッドティップを下にして引いてきますが、中層より深く潜っている手応え。これでは潜りすぎて釣れないとティップを高くしてなるべく表層よりを引いてくるとグンッっと一気に食いかかった手応え。思い描いた通りの釣れ方にニヤニヤしながらやりとりをすると飛ぶわ飛ぶわ、ジャンプの連続です。あ!これはあいつだ!と慎重にランディングすると45cmのハコスチが釣れました。
いやぁ〜楽しいですね、これは。走りもさることながら、ジャンプ力!ワクワクとハラハラを同時に感じる釣り味でした。

その後も、アタリが止まることはなく、2時間で10匹と楽しめました。




このバラギ湖の魅力はと言うと管理釣り場なのに、自然湖に近い事でしょうか。釣れないときもあれば、虫のハッチなどでいきなりスイッチが入っていっぱい釣れる日もあって、今日はいけるんじゃ!?とつい期待してしまいます。ツンデレな釣り場ですね。


今は表層の虫を意識していますが、6月になるとハルゼミが出てくるのでガボッと豪快にトップに出てくる釣りも楽しめます。秋はカメムシと季節によって偏食するのも特徴です。美蝉に亀主、いや〜使いたいルアーがいっぱいですね。
あ!私が行った日(5月中旬)は曇り空で少し風があってまだまだ寒かったです。なんと言っても標高1,200mにある釣り場ですから、夏でも雨が降れば寒い場所です。防寒具、雨具などは持って行ってくださいね。

それではまた。


■釣り場

無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
2時間券 税込2,160円(キープ5匹まで)
4時間券 税込3,240円(キープ8匹まで)
1日券 税込4,320円(キープ15匹まで)


■使用タックル

ロッド IBXX-72MT
リール DAIWA セオリー2004
ライン YAMATOYO ナイロンブラスト6lb
ルアー ヘブン7gカミオンDRはぜバック&フォース7gピュア7g
ランディングネット SMITH ラバーネット



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