後藤 芳久

オフショア(GT、ジギング)、フレッシュウォーター(湖、サクラマス、渓流)と何でも挑戦し続けるマルチプレイヤー。そのチャレンジフィールドは国内に留まらず海外遠征にも及ぶ。
医薬品配送ドライバー。


《 6月!新緑のハイシーズンに突入! 》


タイトルはハイシーズン突入!と景気が良いが事前情報では10日くらい前までは雪代の影響で水量が多く釣りが困難だった模様。 となれば、水量がほぼ落ち着いた今回は爆釣?と大きな期待で釣行も・・・


年券を買う都合で現地に着いたのは朝7時とスロースタート。関東は連日気温が30℃超えも南会津は朝7時の気温が10℃しかない。涼しいを通り越して寒くてたまらん!マイクロフリースのシャツを引っ張りだしてウインドブレーカーも羽織って釣り支度をする。

天気予報では一日晴れの予報なのだが実際の天気は晴れたり曇ったり小雨が降ったりと目まぐるしく変わる。まぁこの時期の南会津らしい天気だ。


中流域から川を見ながら車を走らせるが雪代はほぼ収束もまだ若干だが水量は多そうだ。一度は下流に向かって走り出すがすぐにUターン、中流の堰堤下の瀬に入る。

水温は10℃、やや低めだけどもう6月だし周りは新緑真っ只中だしヤマメは普通に瀬に入って居ると思い瀬を中心に数か所ポイントを攻めるが反応は悪い。水量が多めでいつもはちょうど良い流れがかなり速くなってしまって釣り辛い。う〜ん、まだ瀬じゃないのかな?とDコンパクトからDコンセプト48MDにチェンジして押しの強いトロ瀬を逆引きでガツンと2発!でバラシ・・・結構良い型だったような・・・


水量多め

この流れで良型2バラシ!


これを機に水深のあるポイントに移動してほどなく今シーズン初の伊南川のヤマメをキャッチ。ギンケタイプのスリム系の魚体だがホームリバーと言っても良いこの川での今シーズン初のヤマメは嬉しいもの。

魚を弱らせないように手早くフックを外して急いで写真を撮りリリース。そしてリリースしてから「あ、もっと魚を良く見れば良かったな」と思うのはいつものことだ。

ギンケしたのはスリムが多いです



白っぽいイワナ
その後ポイントをランガンしながらヤマメ、イワナを追加するも魚の反応は良くなくて各ポイントで0〜2匹とハイシーズンの伊南川の釣れっぷりにはほど遠い感じ。

少しずつ下流に移動して行くも今日は先行者が多く数か所ポイントに入れずに断念、一気に上流へ移動する。


Dコンパクトで

DコンセプトMDでキャッチ

すでに昼をとっくに回った時間なので人の姿が見えなくてもすでに何人ものアングラーが入った後だろう。それを踏まえてのポイント攻略と、水温が少し上がってきたのか上流部のほうが魚の反応が良かった気がする。結構浅い瀬の部分でも一気にチェイスしてきてガツーンとヒットしてくるパターンもあり朝よりは午後からのが反応が良くなったか。


ここで2ヒット1キャッチ

イワナ


水量も朝よりは下がってきたようで午前中は水位が高くて入れなかった岩盤のポイントに移動。入渓地点近くの岩盤のスリットでは反応無し。流れの奥の攻めずらいポイントも反応無し。このポイントは手前には渡ることの出来ない深いスリットが入っていてキャステイング距離とキャストの正確さが高次元で要求されるポイントなので一発で入ればほぼ当たるポイントだが今日はダメ。ここで当たらないのならばと早々にこのポイントに見切りをつけて、やや下流の深い淵からトロ瀬〜瀬と続く大場所へ移動。

こちらのポイントは今日は入渓者が居なかったのか?と思わせるような反応の良さで、 幅広の伊南川らしいヤマメを何匹か追加。少し余裕が出てきてDコンパクトのシングルフック仕様でヒットしてきたヤマメが今日一番の良型。ここで気持ち良く今回の釣りを終了。


小さいけど幅広のしっかりしたヤマメ

小さいけど太ってます


シングルフックでもキャッチ

今日イチのヤマメ


昨シーズンはとても雪が少なかった影響でゴールデンウィーク前半からシーズンが始まり喜んでいたが真夏には超渇水状態。チャラ瀬ではブローチサイズのヤマメが果敢にニアキスにヒットしてきたが良型には全く出会えず・・・この時期に平本氏と伊南川に同行したのだが平本氏曰く「15分で諦める状況」と言わしめたくらいに悪かった。
それを思えば今年はとても期待が持てる状況であろう。

前半戦はアユの解禁までが勝負!近いうちにまた来ないと!


● 使用タックル

ロッド TLB-63DT
リール シマノ2500番ハイギア
ライン PE0.6号+リーダーフロロ1.75号
ルアー DコンパクトDコンセプト48MD



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