サラリーマンアングラー釣行記

その623 

栃木県那珂川水系

荒井 秀文

2016.7.14



今回は、那珂川水系の源流部に行って来ました。

渇水の状況でしたので、少しのお湿り欲しいところでしたが、釣の時の雨は嫌なものです。しかし、入渓から降りはじめた雨が釣人の気配を消し、結果的に楽しい釣りでした。

先行者の車が止まっていましたが、やや強引に場所を決めて入渓をしました。

今回のロッドは、3ピースロッドで携帯に便利なMAGICAL Trout MT-S56ULM/3ですので、高巻きなどの移動の際に便利です。

また、MT-S56ULM/3というと、手首の返しだけで、狙ったポイントへ低弾道でルアーをキャストできるので、源流帯の小さなポイントへの対応にはベストです。

ルアーは、D−コンタクトU、ポトムノックスイマーUを使いました。

D−コンタクトUは、センターバランス設計ですので、水平フォールから立ち上げ、やや大きな動きなので、今回のような源流帯・渇水で止水に近いポイントが多いところには有利と考えて選びました。

また、話題のボトムノックスイマーUでは、岩と岩の隙間に縦の動きからの誘いと、岩の奥に潜むイワナを上下のダートアクションで狙いたいという事で選びました。


スタート時の小雨が本降り状況に変わり、雨粒が水面を激しく叩き気持ちは滅入るばかりでした。当然、魚の姿も見ることが出来ず撃沈ムード漂い、時間だけが過ぎて行きました。

スマホの電波も届かない状況ですので、雨雲の確認が出来ない中、信じるのは前日チェックした天気予報の「晴れ」の予報だけでした。

そして、30分ほど過ぎると小雨になり、空も幾分明るくなってきたように思いました。 すると、D−コンタクトUにファーストヒットでした。すぐにカラーを換えて次のポイントを狙いました。



予想通り連続のヒットでした。そして、気づくと雨が上がっていました。

ルアーを、ボトムノックスイマーUに交換して狙う事にしました。

渇水のため作られた止水のポイントにキャストをしてみました。魚影は見えないもの、着水が着底し、ロッドの動きからダートアクションが始まると、岩陰からイワナが攻撃するようにルアーを咥えてヒットする一部始終の光景が脳裏に焼き付きました。


すると、次のポイントは流れの中からの連続ヒットに驚きました。



そして数匹のイワナをヒットして早々の終了としました。




そして、数匹をヒットした時には、朝の天気が嘘だったように晴天となり、陽射しも強くなり夏の陽射しとなりました。

こうなると雷雨が考えられますので、ルアー交換も惜しんで急いで釣り上がるようにしました。



今回は、ロッドにしろルアーにしろ、効果を考えリアクションを考え攻められたことが釣果となったように思えますが、そんなに考えなくても、D−コンタクトU、ボトムノックスイマーUなら簡単に釣れるのかもしれませんね(笑)


使用タックル

ロッド MAGICAL Trout MT-S56ULM/3
リール D社
ライン PE+3.0Lb
ルアー  D-コンタクトUボトムノックスイマーU



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