礒野 寛之

神奈川県横浜市在住。
過去にトラウトキング選手権大会の優勝経験あり。

様々な楽しみ方ができるエリアフィッシングの魅力にどっぷりと浸かり続けている20代のアングラーで、キャスティング横浜磯子店のスタッフでもある。



《 忍野フィッシングエリア釣行 》


 今回は山梨県の忍野フィッシングエリア(以下忍野FA)に行ってきました。この釣り場は、豊かな富士の伏流水を使用した釣り場です。


受付に釣り場マップがありました

水温は年間を通して約12℃です


水草や湿地植物が印象的です



 まずは一番小さなポンドからスタートです。鯉はたくさんいますが、トラウトは4匹くらいでした。一匹一匹を大切に釣らなければなりません。

 最初にセレクトしたルアーは、セミ系プラグです。ピッチングで魚の目先にソフトに落とし、水面にラインを付けないようにしながら1点で細かくシェイキングしていきます。すると、何度かゆっくり吸い込むようにバイト!しかし、残念ながらフッキングするまでには至りませんでした。


 隣の池に移動すると、大きなサイズのトラウトが中層〜表層を泳いでいるのを何匹か目視できました。小型の魚も少し入っているようで、中層〜低層にいるイメージです。「トップよりもミノーの方が食わせやすそう」と思い、パニッシュエリアにルアーチェンジです。セミ系ルアーではすっぽ抜けが多くキャッチ率はかなり低めでしたが、パニッシュエリアを1匹1匹丁寧に魚にアプローチしていくことで、確実にフッキングに持ち込めるようになりました。グッドサイズを連発することができ、私のテンションもどんどん上がってきました(笑)

 ロッドはFLNE−60−3を使いました。このロッドは、ミノーを正確にコントロールすることができ、尚且つ落ち着いてファイト可能なパワーを持ち合わせているので安心して楽しむことができました!


このサイズが連発でした!

 


一番反応が良かったカラーは、いつも
期待を裏切らないアルビノパールでした

最後は優しくリリース。自ら泳ぎだすまで姿勢
を安定させてあげ、エラに酸素を送り込みます


 午後になって、釣り場全体を回って攻略してみることに。

 まずは一番奥のポンドへ行ってみることにしました。すると…

 今は足場が悪く、クローズしてしまっているようです。奥のポンドへと繋がる道も草が伸び、ふさがっていました。う〜ん、残念!


 ということで、駐車場から一番近いポンドに移動です。

 ロケーションはまさに「野池」といった感じです。

 30分くらい粘ってみたのですが、パニッシュエリアで50センチ近いバスとトラウトが少し反応してくれただけで、再度移動です。


 気を取り直して、再度コテージ前のポンドへと戻ってきました。天候的にかなり涼しくなり、魚も沈み気味になってきました。ルアーはMKスプーンTRAP1.0gをチョイスし、魚の反応を幅広い層でチェックすることにします。

 すると、今まで全く釣れなかったカワいい(笑)レインボーが遊んでくれました。このサイズでも癒されちゃいますね。





 釣りができるポンドはすべて回りましたが、今の忍野FAはコテージ前のポンドでの釣りが中心となりそうです。数釣りが狙える釣り場とは言い難いですが、何より素晴らしいロケーション、コンディションの良い魚に大満足でした!


 また、このワイルドな釣り場、魚に会い来ようと思います。


今回お世話になったパニッシュ達 

PEラインとナイロンラインをパニッシュの
動きを変えるために使い分けました


≪タックルデータ≫

ミノー・トップ用

ロッド フィールドリーム・ノイエEV FLNE−60−3 (SMITH)
リール 12VanquishC2000S(SHIMANO)
ハンドル F.V40−43(LIVRE)
バランサー カスタムバランサー(LIVRE)
ライン PE0.3号+フロロ3lb
ルアー パニッシュエリア55・70美蝉、その他セミ系ルアー

ミノー用

ロッド フィールドリーム・ノイエEV FLNE−61M (SMITH)
リール 12イグジスト2004(DAIWA)
ハンドル F.V40−43(LIVRE)
バランサー カスタムバランサー(LIVRE)
ライン ナイロン3lb
ルアー パニッシュエリア55・70

マイクロスプーン用

ロッド フィールドリーム FLDG−60zerozero(SMITH)
リール 12ヴァンキッシュ1000S(SHIMANO)
ハンドル F.V40−43(LIVRE)
バランサー カスタムバランサー(LIVRE)
ライン フロロ1.5lb
ルアー MKスプーンTRAP1.0g



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