櫻井 あゆみ

無印良品嬬恋キャンプ場スタッフ。
トラウトフィッシングを始め、アウトドア全般を嗜好。


《 はじめてのレポート 》


 こんにちは、アウトドアマン櫻井です。 長野県安曇野(あずみの)にあるフィッシングエリア「ハーブの里フィッシングエリア」に行ってきました。

 以前カヤックで犀川(さいがわ)や万水川(よろずいがわ)を下った時に、透き通った豊富な水が印象的だった安曇野。この地域は北アルプスに囲まれた盆地地形で、その山々のおかげで水が豊富に湧き出ていることでも有名です。

 そんな、水のおかげで美味しいワサビと蕎麦が有名なわけですが、なにも恩恵を受けているのはそれだけではありません。そう、もちろん魚も。綺麗な水は、魚体を美しく育て、豊富な水はヒレをピンッと立派に育て上げるのです。そんなイイトコロで釣りを楽しんで来たので、皆様にご報告です。



 今回、新品のロッドを試したくやってきた私。早く釣りたい!!とはやる気持ちを抑えながら、インターボロン(IBXX-72MT)をセットします。同行者には「三連休の後はスレてるんだよ?」と脅されましたが。とりあえず、スプーンをキャスト。まず驚いたのはロッドの投げやすさです。

 バット部分は固め、ティップ部分は柔らかめのファストアクション。力がなくても飛距離が出て、7.2フィートと硬めながらも女性の腕にも優しく、疲れ知らずのロッドなのです。


 まずは、そんなロッドの投げやすさにご機嫌。しかし、なかなか一匹目が釣れません。スプーンを投げてみますが反応は全くなし。見向きもしないどころか、ルアーをよける始末。人間も魚もスレるとたちが悪いのなんの!その!

 こうなると私と魚の意地の張り合いです。ミノーを投げてタダ巻き、しーん。じゃあトゥィッチ!しーん。次はジャーク、しーん。なんて厳しいんだ・・・。と思いながらも、こまめにルアー交換を実施。


 あまり人が使っていなさそうな物を選んでキャスト、ロッドティップを下に向けルアーをボトムノッキングさせながら早巻きをすると、ガツン!と重い感触が!いや〜、嬉しい一匹目。

 そこからは、『入れ食いモード』!とは残念ながらなりませんでしたが、レインボートラウトの瞬発的なジャンプと、ブラウントラウトの粘り気のあるファイトを充分に楽しみました。

 どうやらパニッシュ55Fを除いては、スローシンキングかシンキング系の沈み系ミノーが有効だったようで、特に軽く底を叩きながらリトリーブできるミノープラグが効果的でした。




 「お世話になりました」と管理人さんにお礼を言って帰ろうとしたら、「お土産だよ!」と手渡してくれたのは、何と『信州サーモン』のお刺身。美味しいものをいただいて帰路につきました。

 蕎麦にわさびソフトクリームに信州サーモン。もし釣れなくてもご機嫌な地域、安曇野でした。



 さぁ、次はどこに釣りに出かけましょうか。


■釣り場

ハーブの里フィッシングエリア http://www13.plala.or.jp/herb-fa/


■使用タックル

ロッド インターボロンIBXX-72MT
リール DAIWA クレスト2000
ライン YAMATOYO ファメルトラウト3lb
ルアー パニッシュ55FD-コンタクトジェイドMD SP



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