群馬県の北西部嬬恋村に位置し、長野県境四阿山(あずまやさん)の麓、標高1,400mのバラギ高原にある周囲2kmの湖。人造湖ながら湖面標高が高いため、北海道と同じくらいの平均気温といわれている。
僕の釣歴とこの湖とのかかわりは古く、1976年に遡る。高校2年生の時、先輩の実家に泊めもらい連れていってもらった湖で、当時のタックルとしては、キラク社のウルトラライトアクションのパックロッドに、大森製作所のマイコンというスピニングリール、アブロンだったか4ポンドのナイロンラインに、オークラだったかクルセイダーだったか7gのシルバーのスプーンで釣りあげたニジマス62cmには僕も先輩の家族も初めて見る大きさに驚いた記憶がある。
以来時折訪れる湖だったが、管理母体が大手の「無印良品カンパーニャ嬬恋」となり冬季のワカサギ釣りでは頻繁に釣行していたものの、トラウトフィッシングとしてはとんとご無沙汰していた。そんな折、ふとした事からK氏兄弟よりお誘いをうけ、久々の釣行となった。
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