サラリーマンアングラー釣行記

その439 

栃木県西鬼怒川・余笹川

荒井 秀文

2013.3.11、13



今回は、放流魚中心の西鬼怒川に、午後から行ってきました。

堰堤前後にヤマメ、ニジマスを放流するので、その前後のみが有力なポイントで、放流ポイントに出かけたのですが、餌釣りのオジさん達がいたましたので、川を視察がてらに移動をしました。

やはり、放流ポイントではないところは釣り人もいない状況でした。


そして、誰もいない堰堤へ、ここは、私の過去に実績のあるポイントでしたので、ついついロッドを用意してキャストをしたくなっちゃいました。(笑)

ロッドは、久しぶりにART-HM53SSLで、ルアーは新発売されたD−コンパクトです。ART-HM53SSLは使いやすいロッドで、シンキングミノーも操作しやすく頼りになります。

また、D−コンパクトは、雑誌などでも話題のミノーだけにワクワクしながら使ってみました。


キャストして、強い流れでも飛び出さないD-コンパクトですが、魚の反応はありませんでした。何度もキャストしましたが、全く反応がありません。


諦めて下流のポイントだけやって・・・・と思ってキャスト。トゥイッチを小刻みに入れると、コツ!とアタリが・・・ゴミ? ロッドには振動が伝わりますが、ただ下流に流されるだけ。

ようやく緩やかな流れでやり取りをすると、まずまずのサイズで、魚影を確認して、初めて慎重なやり取りになり、渓流用のランディングネットに入りません。

何度か挑戦して、ようやくネットイン。よく見るとビックリ!岩魚でした。こんな下流域で釣れるのは珍しく、放流に紛れたか?誰かが放流したしか思えませんでしたが、珍客にヒットの喜びを感じました。


その後は、全く反応がなく、撃沈でした。


そして、次の休みに出かけてみましたが、餌釣の人が占領していたので、思い出の川・余笹川に行くことにしました。

那須水害があって、大きく河川改修され、一時は魚影も復活したのですが、乱獲もあって魚影は激減。それ以来、下流域には足が向きませんでしたが、友人からの情報もあって、久しぶりに行ってきました。

今回も前回同様に、ロッドはART-HM53SSLで、D−コンパクトで狙ってみました。


堰堤上流からスタートしましたが、まったく反応がありません。仕方なく上流へ移動しながら狙っても、まったく反応がありませんでした。

車に戻り、上流に移動をしていると、餌釣りの人が数名いました。釣師がいるということは、魚影があるのか?と思い、再度釣のスタートをしました。流れもよく、ヤマメの着きそうなポイントでした。


キャストをし、小刻みよくトゥイッチをすると、コッと小さなアタリがありました。小さなヤマメでしたが、パーマークがくっきりとした綺麗な魚体でした。



次のポイントに行くと、石が点在し、複雑な流れをしていましたので、サイドからキャストしU字のターンでポイントまで送り、ロッドを立ててロッドコントロールでDコンタクトを操ると、グィ〜とロッドがしなり、またまたヒットでした。

その後も、同様なヒットがあり、十分楽しめた余笹川でした。





それにしても、D-コンパクトはシルエットが小さいが、釣り人が思う通りの操作性にすぐれているミノーであることが分かった釣行でした。


使用タックル

ロッド ART-HM53SSL
リール D社
ライン PE リーダー フロロ2.5Lb
ルアー D-コンパクト


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