初夏のリバーシーバスゲームへ行って来ました。私のエリアでは稚鮎がベイトの大半を占めるのでトラウト用の70~100mmのミノーを多用しております。このミノーイングは反射食いであったり、高活性な個体が付くエリアに絞る為、瀬~瀬尻をトゥイッチメインで打って行く釣りなのですが、先日新たな発見がありました。
エントリーしてポイントへと向かうとバコっと捕食音が響きました。目を凝らしてそのポイントを探します。捕食ポイントの近辺にタイムラグ無く投げ入れると高確率でヒットするからです。しかし全く魚の気配が有りません。そこでしばらく竿を休めて観察することに。
するともう一度捕食音が響くので目をやると、なんと止水エリア、水深膝下レベルのシャローで数個体が捕食しているのが見えました。
よって瀬のミノーイングからボイル打ちに変更します。無駄なキャストは控えてただボイルを待ちます。この時の体勢は低く構えます。いかんせん水色がクリアなのでこちらが見られてはいけません。
ボイルが起こっても射程圏外ということが続きましたが、ついに射程圏でボイルが発生します。しかも近い、いや近すぎる。。息を止めながら着水で驚かさないように静かにキャスト。
魚は2個体が稚鮎の群れを囲うようにしています。小型ペンシルを早めのドッグウォークで誘うと2個体が同時に反応します。バコっと誤爆からのもう一度トゥイッチを入れてステイ、、バコン!ついにヒット!
浅いので左右への走りとエラ洗いが凄いです。なんとかいなして無事ランディングするとヒレの綺麗な魚体のスズキでした。
ルアーはSmith CBペン70 垂直立ちの小型ペンシルです。こちらのドッグウォークが超効果的でした。
別日、シャローエリアでのトップゲームに再現性があるのかどうかを確かめるべく条件の似たポイントに入ってみました。エントリーする前にボイルの観察をします。しかししばらく見ていてもボイルは有りません。よって今回はブラインドで誘ってみることにします。
条件は同じく止水のシャローエリア、岸際に稚鮎の群れが溜まっていることをイメージしながら投げ入れます。立ち位置は水辺から5mは後ろから投げます。こちらの気配に気づかれないようにするためです。
どんどんとシャローエリアを撃っていくと、水深約30cmのところでいきなり水面が盛り上がります。着いた!と思いながらトゥイッチを2回入れてからのロングポーズでドバっ!と派手に出てくれました。70近いコンディション抜群の個体でした。
実はこのシーバス狙いのリバーゲームですが、まずまずの頻度でチヌに出会います。しかし透明度が高すぎることが原因で見切られることがほとんどで基本はシーバス狙いとしていました。ところが止水域のシーバスサイトゲームをヒントにもしかしたら同じようなパターンがチヌにも成り立たないか?ということでやってみます。
条件はやはり先にこちらが魚を見つけるとこです。気がついてくれるギリギリの距離感のところにキャストをし、すかさず細かいドッグウォークで誘います。見切る、逃げる個体がほとんどでしたがあるタイミングで見つけた個体は一気にスイッチが入り、横から引き波を立ててチェイスして来ました。
ジュポッと音を立ててバイトをしますがルアーには触れず、再度ショートジャークを入れてロングステイを入れると垂直立ちのリア側を吸い込んでくれてフッキング成功。シャローで食わせましたが流れの中へと入っていくトルクはやはりチヌですね。
どうやらこのパターンはチヌにも有りそうです。もう少しやりこんでみようと思います。
Rod | Smith:ベイライナーmk 70 |
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Reel | Shimano:19ストラディック2500shc |
Line | pe08 |
Leader | 3.5号 |
Lure | Smith:CBペン70 |