磯に降りると、潮はよく通している様子。事前に海流予測図で黒潮の位置を確認すると、岸から25マイルとあったので、条件はばっちり。片づけを始めていたフカセ師の方に、「青物っぽいナブラとかありましたか?」と聞くと、「ナブラはないが、沖磯の釣り客がこっぱグレの泳がせでブリ釣ってたよ」とのこと。え??ブリってグレ喰うの?!とびっくり。
魚は近くに居てそうなので、何か反応はあるかも知れないと思い、そそくさと準備。時間がありませんからね。タックルは、根が荒いポイントなので、ちょっと強引なファイトができるお馴染みのロッキーショア11ft+5000番台のハイギヤ+ナイロン12lb+フロロリーダー8号のセッティング。まあ、ロックショアから青物狙うにはスーパーライトです。
最近、いろんなメディアにオフショアでのスーパーライトジギングだとか、ロックショアからでも、ヒラスズキタックルくらいのライトなタックルで青物や底物を狙ったり、とライトタックルでの釣りが脚光を浴び始めました。ライトにすると、デカい魚にはちょっと厳しいですが、いろんな魚が釣れて楽しいですよね?ストイックにデカい魚を狙い続けるのも一つ。ライトにいろんな魚を狙うのも一つ、だと思います。
ロックショアでの記録狙いを始めたことがきっかけで、ずっとナイロンの12lbや8lbあたりを使った釣りを続けてきた、僕ら「ショア馬鹿イケイケ2号団」としては、この楽しい釣りがやっと分かってもらえだしたのかな?と万感の思いです。
話を戻します。タックル準備している間も海面を見渡しますが、特に小魚が跳ねていたり、ボイルがあるわけでもありません。
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