黒田 響

スミスフィールドスタッフ

ブログ:クロヒビのFishing life!!



《 ハルカ&シーバットで台風通過後のシーバスを狙う 》


 今年は暑くなったり、寒くなったり。ましてや台風も24号の上陸直後に25号が押し寄せるなど、気温や天候が定まらない形で秋が始まりました。全国的に週末は天候不良で釣りに行けない日が続きまして困ったものです(笑)

 しかし、雨が続けば河川は増水。川底が荒れて濁りが入ります。そういったタイミングで河口から登ってくる魚の活性が急上昇!?河川のナイトゲームのシーバスが面白くなってきます。今回は仕事終わりに河口のべイトの確認も兼ねて釣行に繰り出しました。


 午後8時から河川にエントリーして汽水期の最上流から河口に向けて下る形でテンポ良くランガンしていきます。最初に入った堰で流れ込みの出来るポイントは思いのほか増水していたので、ウェーダーを履きました。ほんの少し外灯の光が反射して見える水面を観察してみると、小さいながらもボイルが確認できます。


 まずはサイズ問わず1本が欲しい。シーバスには一口サイズな78mmシンキングミノーのシーバットをキャスト。お気に入りのアカキンで流れに負けない程度かつ、巻いてアクションが竿先に伝わるリーリングスピードで探ります。「あれ?思いのほか浅くなった?」先日の大雨で土砂が入ったのか地形が変わっていました。そろそろ回収と思った矢先にガコッ!と手元に来ました。「1投目から!?」心臓に悪いですが幸先良く40cmくらいのシーバスがヒットしてくれました。連続ヒットを期待しましたがバイトは数回で乗らずじまい。見切りをつけ、下流に移動します。



 満潮からの下げが効き始めるタイミングで橋脚の明暗を狙います。車を停めてポイントまで歩いていると遠めでも分かるほどのボイルラッシュ!先程と同様にシーバットで明暗を引いて来ますがアタリはありません。追われるベイトを見るとサヨリが入ってきているようです。そこでルアーをシーバットから125mmのハルカに変更。デットスローで表層を意識して水面直下を舐めるようにトレースします。すると水底から突き上げてきたような勢いあるひったくりバイト!1本目と打って変わりナイスファイトで慎重にやり取りしました。ネットに入ったのは60cm手前くらいなサイズアップ!その後も同サイズが釣れました。時合いは短かったですが嬉しい限りです。





 同じ河川、同じ日の釣行でもエリアが違えば食うパターンも変わります。今回はシーバットから始まり、ハルカで締めた良い釣りが出来て満足した仕事終わりの釣行になりました。それにしてもいつも出番があるシーバットとハルカには、これから秋のシーバス攻略にも持って来いのアイテムですので是非皆さんのホームでお試しください!僕も来たる秋シーズンの釣行でこれから帰る時間が日に日に遅くなりそうです(笑)


● 使用タックル

ロッド ブローショット86
リール スピニング3000番
ライン PE1号
リーダー フロロ16ld
ルアー シーバットハルカ125F





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