黒田 響

スミスフィールドスタッフ

ブログ:クロヒビのFishing life!!



《 宮崎〜鹿児島にて夏のショアジギング 》


 観測初の台風南下や天候のニュースを多く見かける8月でしたが、9月に入って1年も残り3か月となりました。本当に時が経つのは早いものですね(笑)皆さんはどんな夏休みを過ごされましたか?僕は青物や根魚を求めて宮崎〜鹿児島遠征にてロックショア釣行に行ってきました!タイミングは台風通過後で海の状況が心配ですが、北九州から約380キロの宮崎県を目指し、朝マズメに到着メドで車を走らせました。


 ポイントに到着して海を観察しますと波がかなり高く、風も吹き付け、決して最高とは言えない様子です。以前にも来た事のある場所で良い思い出もあるので、まず竿を振ってみます。色んなジャンルのルアーを使い、ヒラスズキを狙いますが風と波が強く、狙いたいコースに上手く通せません。しかし波が打ちすぎない小場所にて同行者にヒット!この魚が人生初ヒラスズキでメモリアルなシーンに立ち会えました。その後、バイトはあったものの掛けるに至らず、早めに切り上げる事にしました。


台風通過後のヒラスズキゲーム

人生初のヒラスズキに歓喜


 翌日に向かった先は鹿児島県です。ロックショアではないですが、沖堤防からオオモンハタを狙います。今回は釣りたい魚が多いので2頭追うもの…にならなければいいですが(笑)渡船先や知り合いに話を伺うとアフターに入って状況は良くないと聞きました。さてどうなることやら初挑戦の魚種に気合はみなぎっています(笑)


 仕掛けはジグヘッド+シャッドワームのスイミングとメタルジグで釣りを組み立てていきます。午前5時に沖波止に渡してもらい、実釣開始です。太陽が海から顔を出し、朝陽が登ります。うっすらと明るくなったころで何やらボイル!小型の青物かと期待して表層狙いでメタルフォーカス28gを引いて来ますがルアーには完全スルーされてしまいます。最初に竿を曲げたのは同行者でもっと軽いジグを使ってのヒットです!すんなり上がってきたのは尺クラスのアジでした。心を構えてヒットしたのがアジですから引きも軽く感じてしまいますよね(笑)何匹か掛けたのちに今度はこれまでに無い走りでラインが止まりません!次こそ青物らしいファイトでしたが、岸壁に沿うテトラに擦られてラインブレイク。そううまくはいきません(笑)
尺オーバーのアジがヒット

 青物やアジのボイルも落ち着いたのでオオモンハタに絞ります。水面には至る場所にキビナゴが回遊で凄まじい群れとなっています。足元にはチヌやシーバスが確認できて時折ふと違う魚体が数匹のスクールのようになって泳いでいます。
 オオモンハタです!これには本当に驚きました。4〜5インチワームをセットしたジグヘッドには一切バイトがありません。そこでよりシルエットの小さいチビマサムネCBの60gで遠投+手前まで気持ち早めのタダ巻きで探ります。すると足元のテトラが掛け上がるピックアップ寸前に手が持っていかれるようなバイト!あまりにも突然で出来事でバラシてしまいました。この時、時刻は10時頃。ノーバイトで終わるかと焦っていました(汗)もう一度くるはずと気持ちを落ち着かせ、バラシから数等で再びヒット!今度は逃がさないぞと慎重にファイトしてネットに収まったのは40upの本命オオモンハタ!人生初の魚に痺れた1尾だったと共に一安心しました(笑)それから一切反応は無く、渡船の迎えが来る前にシーバスがヒットしましたがネットから落ちてしまいました(笑)良いオチがついてこの日は納竿です。


40upのオオモンハタ

ヒットルアーはチビマサ


 鹿児島市内をさらに南下してラストを締めくくるロックショア。メガバスのフィールドスタッフ中村さんと合流し、同行者含めた3人で水面割るシイラとジグで美味しい根魚を狙います。ウォブリンの50gでボトムをスローに跳ねさせるとゴツンッと1投目からバイト!その後にまた食いなおしてヒットです!ジャーと走るまでないですが良く引きます。
 上がってきたのは40upのオジサンで南国な雰囲気を感じました(笑)その後、お仲間にもヒットしネリゴとオジサンと短いスパンでキャッチ。ラストはシイラが目の前を回遊してきてシイラもキャッチ!ジグは何でも釣れますが、その時その都度の使い分けで狙いを変えていくのが非常に面白いです。これにて私の夏休み終了となりました。

ショアジグでネリゴをキャッチ


南国を感じ、魚種も豊富

ウォブリンに食いなおしたオジサン


 上記に書き上げた内容の前日から3人で午前中は竿を出しておりまして入ったとある磯ではトップウォーターにて60〜70クラスのエバが飛び出し、大興奮!しかし2秒でフックアウト。悔しい思いをしました(笑)いつも釣りをする関門、山陰と魚種は勿論ですが地形、潮位、景色など感じたことのない南国感がとても楽しい釣行でした。


雑誌取材の見学とお手伝い

試したブレードは小型が好反応


● 使用タックル

ロッド 106MH
リール ソルティガ4000H
ライン PE2号
リーダー フロロ30ld,50ld
ルアー メタルフォーカスTGチビマサムネCBウォブリン





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